学生団体ニューコロンブスが活動の軌跡をミュージカルに、250人が来場
鎌倉を拠点に2020年5月から活動する学生団体ニューコロンブスが、活動の軌跡をまとめたミュージカル「大航海時代、再び。」を、鎌倉芸術館で8月23日に上演した。約250人が詰めかけ、地元学生たちの熱演を見守った。
高校生から大学生まで130人以上が在籍する同団体。コロナ禍で学生のコミュニティーが激減したのを機に発足し、海岸清掃、地域イベントへの協力のほか、高齢者支援や食品ロス解消にも取り組んできた。
活動を知ってもらおうと企画した今回のミュージカルでは、脚本、演出、音響、照明とすべてをメンバーが担当。今日に至るまでの活動を物語にして披露した。組織がまとまらず苦労した時期や、チームポロシャツが完成し歓喜する様子=写真=などを再現した。上演に際し、鎌倉ゆかりのGenkai、カマクラシック、高校生ミュージカルAquaといった同年代も協力・出演した。
統括する「船長」を今年3月まで務めた池田大和さん(20)は、「これからも学生一人一人のやりたいを形にしていきたい」と決意を新たにした。