日産自動車が相模原市に絵本と幼児用豆自動車を寄贈 市が感謝状を贈呈
日産自動車株式会社から絵本と幼児用豆自動車の寄贈を受け、相模原市は3月6日、市役所本庁舎で感謝状の贈呈式を行った。
日産自動車では1984年から創作童話と絵本のコンテスト「日産童話と絵本のグランプリ」を開催し、大賞に輝いた作品を書籍化。毎年、書籍化した童話と絵本、幼児用豆自動車を市に寄贈している。今回市に寄贈されたのは、23年に実施された第40回同グランプリの大賞を受賞した童話「今日にかぎって」(樺島ざくろ作)と絵本「さんにんだけのないしょのはなし」(スージィ作)。それぞれ225冊と幼児用豆自動車「スカイラインGT-R」2台と「フェアレディZ」2台が寄贈された。
感謝状の贈呈式には日産自動車相模原部品センターの瓜生厳太郎部長と相模原市の本村賢太郎市長が出席。本村市長は「毎年素晴らしい絵本と自動車を寄贈いただき、大変感謝している」と述べ、瓜生部長は「相模原市には創業から54年お世話になっている。これからも市に恩返しをしていきたい」と話した。
寄贈された童話と絵本は、市内の保育所などに配布され、幼児用豆自動車は鹿沼児童交通公園で交通安全教育などに活用される。