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「直江津に総合病院を残して」1万4000人超えの署名を県に提出

上越妙高タウン情報

上越市直江津地区にある新潟労災病院が令和8年3月末に閉院する見通しであることを受け、直江津地区に総合病院を残すことを訴えている市民団体「上越地域の医療を守る会」が、上越市で活動の報告会を開きました。会は9月9日、県に1万4740人分の署名を提出したことなどを説明しました。

報告会は、市民団体「上越地域の医療を守る会」が開きました。参加したのは署名に協力した人や市民など35人です。

直江津地区にある新潟労災病院は医師や患者が減っていることなどを受け、診療機能を上越市内にある6つの病院に移したうえで令和8年3月末に閉院する見通しが県から示されています。

これを受け、会では直江津地区に総合病院が必要だとして、ことし4月から8月までの5か月間、署名を集めました。その結果、1万4740人分が集まり、会は9月9日、県庁を訪れ要望書と一緒に県に提出しました。また合わせて住民に身近な病院を各地に残すよう地域医療構想を見直すこと。医師、看護師を増やすための抜本的な対策を進めるよう求めました。

報告会ではこうした活動について説明されました。参加者からは直江津から総合病院がなくなると、冬に通院することが難しくなるなどの意見があがっていました。

参加者
「たまたま2~3年は雪が少ないが何年か後には豪雪になる(可能性も)。交通の便が悪くなる。病院にも行けない。救急車も走れない」
「直江津地域は臨海工業地帯。国も動いて新潟労災病院を造った。人口・医者がいないだけで閉院。見直してもらいたい」

上越地域の医療を守る会 石田秀男代表
「上越市民みんなが署名しているわけではない。上越市民に署名を追加でお願いしたい。糸魚川市 妙高市の皆さんにもお願いしていきたい」

また会の活動とは別に、上越地域の医療体制について考える講演会が9月21日(土)、リージョンプラザ上越で開かれます。参加は無料です。詳しくは自治労新潟県本部までお問い合わせください。

問い合せ:TEL025-281-8020(自治労新潟県本部)

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