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「Switch2応募できない…!」 絶望した娘を救ったのは、毎日島を歩く母だった

おたくま経済新聞

「Switch2応募できない…!」 絶望した娘を救ったのは、毎日島を歩く母だった

 マイニンテンドーストアで行われる「Nintendo Switch2」本体の予約抽選。応募できる条件の1つは「2025年2月28日時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上であること」。

 これまで「Nintendo Switch」に親しんだ人からすれば、50時間というのは比較的低いハードルですが……Xユーザーでゲーマーの「まなな」さんは、とある“事情”により、危うく条件を1つ逃すところでした。

【母の島暮らしが娘を救う】

 まななさんの家は「Nintendo Switch」を2台所有しており、そのうちの1つをまななさんが、残りの1つをご両親が使っているという状況です。

 まななさんはゲーマーのため、「プレイ時間50時間以上」の条件は余裕で越えている自信があります。しかし加入している「Nintendo Switch Online」のプランは、お母さん名義のファミリープラン。

 ファミリープランの場合、応募資格を持つのは、プラン利用券を購入した人。つまり今回の場合はお母さんです。まななさんが何百、何千時間プレイしていようと、条件を満たすことはできません。

 抽選の厳格化によって、自分に応募資格がないことを知ったまななさん。Switch発売当初、なかなか抽選に当たらず手に入れることができなかった苦い経験もあるためか、絶望したそうです。

 しかもまななさんのお母さんは、基本的には「ゲームをしない人」。「あつまれ どうぶつの森」(以下、「あつ森」)をやってはいるようでしたが、プレイ時間については「50時間は超えているとは思うけどもしかしたら行っていないかも…」と期待できない状況だったそうです。

 応募条件を知った後、まななさんは急いでお母さんに連絡を入れました。そして返ってきたお母さんの「あつ森」のプレイ時間は……なんと2175時間以上!

 50時間なんてとっくの昔にクリアしていることが判明したのです。

 まななさんは当時の心境について「とんでもない時間プレイしていて声出して笑いました」と明かします。50時間も危うい……と思っていた矢先に、桁が2つも違う数字を出されたら、誰だって笑ってしまいますね。

 別々の家で暮らしているためにお母さんがここまでやり込んでいることに気がつけなかったというまななさん。「たまーにオンライン状況で『やってるな?』みたいなのは気付いていました」としつつも、2000時間超えは想定外でした。「還暦の母が知らぬ間にこんなにのめり込んでやっていたってところが面白かったです」と話しています。

 しかもお母さんからは「なにがすごいん?」という返事があり、長時間プレイをしている自覚はまったくなかったのだとか。

 ゲーマーでもないのにいったいどうして……と思い、まななさんに詳しくお話をうかがってみました。

 まななさんのご両親がSwitchを始めたきっかけは、弟さん用に購入したSwitchを、弟さんがまったく遊ばなかったこと。

 「もったいないから…と両親でどうぶつの森をやり始め、2人で交代で島を作り、めちゃくちゃハマっていたようで、今では母が毎日1時間くらいは島でのんびりスローライフ生活をしていたようです」(まななさん)

 「あつ森」が発売されたのは2020年3月20日。そこからおよそ5年が経っていますから、毎日1時間程度遊んでいたとしたら、プレイ時間が2000時間程度になるのも納得ですね。

 筆者はほとんどゲームをしない人間なので、プレイ時間が50時間以上必要と知ったとき「めちゃくちゃ厳しくない!?」と驚いたのですが、まななさんのお母さんのように、普段から少しずつ触っていれば、まったく問題なくクリアすることができるラインみたいですね。

 お母さんのまさかのファインプレーで応募条件を満たすことができたまななさん。あとは当てるのみです。

<記事化協力>
「まなな」さん(@manana020517)

(ヨシクラミク)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025040503.html

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