神戸西区『菓子喫茶 月ノ三丁目』で出会うかわいいキャロットケーキと癒しの時間 神戸市
9月13日に神戸市西区にオープンした『菓子喫茶 月ノ三丁目』。お店のInstagramから伝わってくる居心地の良い雰囲気やマスター手作りの焼き菓子の可愛さに惹かれた筆者。さっそくお店を訪問してきました。
場所は大津和バス停から徒歩約3分の所にあるビル1階。白を基調としたナチュラルでかわいい外観は1人でも入りやすい雰囲気。
扉を開けると満月のような形のあかりが店内を柔らかく照らす、ほっと落ち着く空間が広がっています。
某うさぎのキャラクターが好きというマスターが営んでいる同店のロゴマークは月うさぎと月。
店内の色々な場所にうさぎさんが飾られていて、見つける度にほっこりと和みます。
店内ではカヌレやガトーショコラなどの焼き菓子、オムライスなどの料理をいただくことができます。
今日は、“うさぎの好きな食べ物といえばにんじん”という連想から生まれたキャロットケーキと、お店のロゴにも描かれた塩クッキーをいただきました。
キャロットケーキはかわいいうさぎの形。食べることを躊躇してしまうほどの愛らしさに癒されます。
生地は人参の自然な甘さが引き立ち、食感はとってもしっとりふんわり。一口食べてその優しい食感に驚き、理由をお聞きしたところ「スチームで焼き上げているんです」とのこと。
中にはクリームチーズ、レーズン、胡桃。甘いレーズンと爽やかな酸味のクリームチーズの相性は抜群。香ばしいクルミのコリコリした食感も楽しいアクセント♪
キャロットケーキといえばスパイスが効いたケーキというイメージですが、こちらはシナモンの風味が程よいので、スパイスが効きすぎたお菓子が得意でない方やキャロットケーキを食べたことがない方にもおすすめ。
かじり後の形の「塩クッキー」。しょっぱいと甘いの絶妙なバランスと、サクサクッという心地よい食感で何枚でも食べてしまいそう。キャロットケーキとセットにすれば、うさぎさんが塩クッキーを“つまみ食い”したかのようなストーリーを連想させる一皿に。
「塩クッキー」には、うさぎさんが塩と砂糖を間違えてクッキーを焼いちゃった、、なんていう微笑ましい裏ストーリーもあるそうです。
可愛いお菓子や優しい世界観を生み出しているマスターの前職は意外にも会社員。お菓子作りは10代後半から独学で始められたそうです。
きっかけは「母にカヌレを沢山プレゼントしたかったから」。カヌレが好きなお母様への贈り物。そんな温かい気持ちから作られるようになったお菓子は、人を幸せにする優しい味わい。
マスターは気さくな方なのでお喋りする時間も楽しく、時間を忘れて長居してしまうところも同店の魅力の1つ。
夕方に訪れた時には、ぜひ店内に現れるお月様に注目。入り口の丸窓から差し込む夕陽が白い壁に満月や半月のような光を映し出し、うさぎさんと一緒に“お月見気分”を味わえます。
オープンしたばかりの『月ノ三丁目』はまだ試行錯誤の途中。喫茶店好きのマスターは、プリンなどの喫茶店にあるようなデザートやフードメニューを充実させていきたいそうです。
お茶や焼き菓子をお供に“のんびり過ごす”。そんな時間にもぴったりのお店との出会いになりました。
場所
菓子喫茶 月ノ三丁目
(神戸市西区大津和1丁目7-8 WEST2000ビル 1階)
営業時間
11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日
月曜日
※不定休あります。営業予定はInstagramでお知らせ