子どもにも読ませたい「懐かしい絵本」ランキング
場面の様子が想像できる表現豊かな文に、何度も見たくなるような絵、感性を刺激し、子どもの成長を促してくれる絵本。世代を越えて愛され続ける名作が多く、懐かしさを感じながら子どもに読み聞かせをしている人も多いのでは?そこで今回は、「懐かしい絵本ランキング」をご紹介します!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【懐かしい絵本ランキング】
第1位 「ごんぎつね」(566票)
第2位 「ぐりとぐら」(547票)
第3位 「100万回生きたねこ」(466票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:30代以上の男女(性別回答しないを含む)7,536名/調査日:2025年4月5日
教科書にも掲載されている名作!1位は「ごんぎつね」!
<投票者のコメント>
「伝えたい内容が詰まっています」
「何度読んでも泣ける悲しい物語だけど、思いやりや恩の尊さや先入観や思い込みの恐ろしさ愚かさなど、大人にも刺さる内容を人間と野生動物の関わりで描いているのが面白い」
「懐かしいです。子どもにも読んでほしいですね」
教科書にも掲載され、誰もが懐かしいと感じる名作ではないでしょうか。兵十が病気の母親のためにとったウナギを、いたずらでとってしまった「ごん」。しばらくして兵十の母親が亡くなったことを知り、心を痛めたごんは栗やまつたけを届けにいきますが…。思い込みの恐ろしさや言葉にして伝える大切さなども学べる物語で、ラストは何度読んでも泣ける…!
「ごんぎつね」(偕成社)
初版年:1986年
作:新美南吉
絵:黒井健
出版社のおすすめ年齢:5歳~
大きなカステラにワクワクする!2位は「ぐりとぐら」!
<投票者のコメント>
「カステラのお話が一番好きです。おやつの話もできていいなぁ」
「私自身が幼い時に何度も読み返すほど好きな絵本だったから」
「このシリーズは、絵が個性的でおしゃれでどれも大人が読んでも素敵な内容だから」
お料理することと食べることが何より好きな、野ねずみのふたごのきょうだい「ぐり」と「ぐら」。愛され続ける懐かしい絵本で、幅広い世代から大人気!森で見つけた大きな卵で大きなカステラを作り、森じゅうの動物たちと仲良く食べるシーンはワクワクが止まらない!誰もが一度は絵本に登場する「大きなカステラ」に憧れたことがあるはず。
「ぐりとぐら」(福音館書店)
初版年:1967年
作:なかがわりえこ
絵:おおむらゆりこ
出版社のおすすめ年齢:3歳~
命の尊さについて考えさせられる!3位は「100万回生きたねこ」!
<投票者のコメント>
「子どもの頃よく読んだ本!」
「名作中の名作。今もまだ覚えている」
「最高です、様々な解釈ができ心に残ります」
自分しか愛さなかった100万回生きたねこが、1匹の白いねこと出会い、本当の愛を知ります。大人になっても楽しめる奥深い物語で、誰かを愛することの素晴らしさや、命の尊さについて考えさせられる絵本です。子どもの想像力を伸ばしたいときにもおすすめ!
「100万回生きたねこ」(講談社)
初版年:1977年
作・絵:佐野洋子