【西武】ドラフト3位ルーキー狩生聖真投手インタビュー 「自分がどんな状態でも勝てる投手を目指している」
1月24日放送のライオンズエクスプレスではルーキー特集をお届け。埼玉西武ライオンズドラフト3位ルーキーの狩生聖真投手にインタビューした模様を放送した。野球を始めたきっかけ、投球で軸となる変化球について訊いた。
――野球を始めたきっかけ、プロ野球選手になりたいと思ったのはいつ頃ですか?
狩生「小さい頃から『夢はプロ野球選手』と言っていました。野球を始めたのもお父さんやおじいちゃんがずっと野球をやっていて、家にも野球の道具がたくさんある状況で野球が自然と身近にあったので、野球を始める流れになっていました」
――お父さんのあとを追いかけたのですね。
狩生「そうですね」
――プロ野球選手になった時、お父さんの反応はいかがでしたか?
狩生「入寮だったりいろんなことを踏まえて、お父さん自身も『自覚が芽生えてきた』と言っていました」
――お父さんと同じ高校なんですね。
狩生「お父さんも(大分県立)佐伯鶴城高校です」
――元々はショートを守っていたそうですが、高校から投手を始めたのですね。
狩生「高校もショートで入ったつもりだったのですが、監督から『投手をやってみろ』と言われて投手に専念しました」
――ご自身としては投手への挑戦はどんな気持ちでしたか?
狩生「投手になって人生が変わったというか、監督のおかげもあって今の自分があるので、本当に投手をやってよかったなと思っています」
――その監督さんというのが渡邉正雄監督で、源田壮亮選手の師匠でもあるわけですよね。縁がありますね。
狩生「そうですね」
――狩生選手はどんなタイプの投手ですか?
狩生「自分は真っ直ぐが持ち味の投手だと思っているので、真っ直ぐのキレを活かしながら、変化球でも相手打者を圧倒できるような投球が自分のなかではあります」
――スカウトの評価で、真っ直ぐも単純な球速だけではなくて打者の手元で球が伸びるというのがありました。
狩生「自分も伸びがあってキレのある球をずっと目指してきたので、そういうところを評価していただいてとても嬉しく思います」
――投球で軸となる変化球は何ですか?
狩生「三振を取る時は主にチェンジアップやスライダーを使っています」
――まずチームに入って誰にどんな話を聞きたいですか?
狩生「自分は変化球がまだ課題だと思っているので、同じ投手であるエースの今井達也投手に投げ方、握り方、どんな言葉を意識しているのかを聞いて学んでいきたいです」
――今井達也投手にどんな印象がありますか?
狩生「絶対的なエースという印象です。自分もエースになるのが目標なので、エースである今井投手からいろんなことを学んでいきたいなと思っています」
――プロ野球選手としてスタートを切ったばかりですが、決意も込めたアピールをファンのみなさんへお願いします。
狩生「これから1年を通して戦える身体づくりを徹底して取り組んでいきたいなと思っていて、そのなかでいろんな結果を残して自分がどんな状態でも勝てる投手を目指しているので、チームに貢献できるような投球ができるようにこれから取り組んでいきたいなと思います」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー