長岡にもeスポーツ旋風!プロゲーマーぶゅりる氏も参戦の白熱バトル(新潟県長岡市)
近年、その人気と認知度が急速に拡大しているeスポーツ(esports)。選ばれたプレイヤーたちが、オンラインまたはオフラインで対戦し、戦略や技術を駆使して勝敗を競う。コンピューターゲーム、ビデオゲームを使った対戦型の競技だ。ゲームジャンルも多岐にわたり、シューティングや戦略シミュレーション、スポーツゲームなど幅広いタイトルが使用されている。2024年7月には、2025年にサウジアラビアで初めてのeスポーツオリンピックを開催することが、国際オリンピック委員会(IOC)によって決定している。
新潟県長岡市でも、さまざまなスポーツを選択できる環境づくりの一環として、eスポーツの普及啓発に取り組んでいる。
2024年11月16日、長岡市にあるリバーサイドでは、長岡市として初めて、eスポーツイベント「長岡ビクロイカップ」を主催した。大会では、世界的人気のゲームタイトル「FORTNITE フォートナイト 」が用いられた。1回60分のバトルロイヤル方式の試合を合計で3回行い、その中から各回の優勝者が、それぞれ選ばれた。
会場は参加者たちの熱気を帯びていた
同イベントでは、若いeスポーツプレイヤーたちから絶大な支持を受けている有名プロゲーマーのぶゅりる氏が特別ゲストとして参戦。長岡市内から集まった180人のプレイヤーたちと共に、生き残りをかけて戦った。
特別ゲストとして参戦することとなったぶゅりる氏
お子さんが参加したという板垣清穂(さやほ)さん(40代)は、「よくわからないが、何でも夢中になってやることはいいことだと思う」と語った。
ご自身も幼少期、テレビゲームをやっていたという板垣清穂さん
優勝者はぶゅりる氏と一緒の記念写真を撮ることができ、見事1回戦目で優勝したのが、山﨑星河(せいが)さん(11歳)だ。「最初は緊張した。勝てるとは思わなかったので勝てて良かった」と感想を述べた。
1回戦で優勝した山﨑星河さん(右)と父・浩之さん(左)
2回戦目に選手として参加する予定だった下園悠祐さん(10歳)は、「ビクロイがしたい」と試合に出るのを楽しみにしていた。一方で母親のひとみさん(40代)は、「時代が変わったな~」と興味深そうに語った。
試合にでることを楽しみにしている下園悠祐さん
(文・写真 湯本泰隆)