相陽クラブが全国3位 夏で雪辱誓う
3月22日から26日にかけて岡山県で開催された第16回全日本少年春季軟式野球大会ENEOSトーナメントに、神奈川代表として相陽クラブ出場し、3位となった。
大会の結果を受けて荒井楓人主将は「悔しいというのが本音。春夏連覇を目指してきたので、それが達成できなくなった瞬間に一気に悔しさが込み上げてきた」と率直な思いを語る。表彰式では悔し涙する選手もいたという。
ハイライトは準々決勝、CLOVERSMIYAZAKI(宮崎県)戦。終盤まで0対0の投手戦で迎えた6回裏、相手側の攻撃。ワンアウト三塁で相手打者が犠牲フライを打ち、三塁ランナーがホームへ。そこにセンターの高橋礼選手が鮮やかなストライク送球(レーザービーム)でタッチアウト。このプレーで流れをつかんだ。
延長戦で大曽根結真選手が犠牲フライを打ち、2対1で接戦を制した。
「再びマスカット」合言葉に
開会式が行われたマスカットスタジアムは大会の決勝戦、準決勝戦が行われるメイン球場となる。同クラブでは今大会「マスカットスタジアムに戻って来る」が合言葉になったという。
内藤博洋監督は「準決勝で敗退したが、マスカットスタジアムで強豪校と試合ができた。この経験は夏に必ず生きる」と語る。荒井主将は「日本一とは目に見える差がある。まずはそれを認め、どのようにすれば日本一のチームを超えることができるのかを考え続け練習していく」と決意を新たにした。