【またも還付金詐欺！】電話で指示出し、ATMから50万円振り込ませる＜佐渡市＞
佐渡警察署は6月10日、佐渡市に住む60歳代の女性が特殊詐欺の被害に遭ったことを発表した。
被害者の女性は6月9日の正午頃、自宅の固定電話にかかってきた電話を受けると、年金機構を名乗る男が「年金を納めすぎているので還付金がある。後ほど金融機関の者から電話がある」と言ってきた。
電話を切ったすぐ後、金融機関の職員を名乗る男から電話があり、相手から携帯電話番号を聞かれ、金融機
関の前で待機するよう指示を受けた。
女性は言われた通り、佐渡市内の金融機関の前で待っていると、携帯電話に+ (プラス)から始まる電話番号で金融機関の職員を名乗る男から着信があり、指示を受けながらATMにキャッシュカードを入れて操作した。すると現金約50万円が他人名義の口座に振り込まれ、だまし取られてしまったという。
その後、金融機関の窓口でこの経緯を話したところ、詐欺被害に気付いた。
佐渡警察署では①＋1や＋44で始まる国際電話番号による特殊詐欺被害が急増している②ATMを捜査して還付金が振り込まれることは絶対にない③電話をしながらATMを捜査させるのは詐欺、という3点について「このような場合は詐欺だと思って、すぐ警察に通報していただきたい」と呼び掛けている。
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