五井駅前に若者の居場所が誕生!「理想の自習室」を活用しよう【市原市】
6月25日に、五井駅前のサンプラザ市原10階にある生涯学習センター内に開設された若者の居場所「理想の自習室」。高校生たちが提案した企画が事業化されたものです。これまでの経緯と利用方法を取材しました。
放課後の待ち時間を有効活用
市原市が昨年から若者育成支援の一環として取り組んでいる「若者応援プロジェクト」。
昨年は「若者の居場所づくり」というテーマでワークショップが開かれ、高校生、大学生ら14人が参加。
その中で出されたアイデアの一つが「理想の自習室」でした。
放課後や帰宅時間の公共交通機関の待ち時間を有効利用しようとしたことがきっかけです。
市の担当者とも話し合いをしながら、自分たちの理想とする新たな居場所の企画案をまとめました。
こんな居場所があったらいいな!を実現
隙間時間にふらっと立ち寄ることができる自習室には、二つのスペースがあります。
一つは「交流スペース」。
気ままに一人時間を過ごしたり、参加者同士で話したりと使い方は自由。
常駐している大学生、高校生の他、運営している地域活性化団体「のろし」のスタッフと談話や進路相談などをすることもできます。
もう一つは「学習スペース」。
定員30人の広々とした部屋で集中して勉強に打ち込むことができるので、家に着く前に宿題も終了。
また、10階からの眺望は、気分転換に。
利用者同士の話題作りにも役立っています。
この場所を多くの人に知ってもらいたい
「理想の自習室」は、毎週火曜日と金曜日の午後4時から午後7時までオープン。
利用は無料で、予約も必要ありません。
定期試験期間には、臨時で火・金曜日以外もオープンする予定です。
利用時は受付で、「交流」「学習」のどちらを利用するか伝え、名前と興味あることを書いた名札を作成します。
昨年ワークショップに参加した高校生は「みんなと全力で考えた意見が実際に反映され、うれしい気持ちでいっぱいです。仲間や市役所の方と協力して、理想の自習室をもっと良くしていきたいです」と話しました。
担当の生涯学習課・齊藤さんは「最初は心配していましたけど、だんだん利用者が増えてきて、ほっとしています。少しずつ輪が広がり、楽しく充実した居場所になっていくとうれしいです。皆さん気軽にお越しください」と話します。
自分たちの居場所として生まれた自習室。
隙間時間の有効活用や新しい交流の場として大いに活用してみませんか。
(取材・執筆/杏)
若者の活動・応援拠点【理想の自習室】
場所/サンプラザ市原10階生涯学習センター内
住所/千葉県市原市五井中央西1-1-25
利用時間/原則、毎週火・金曜日の午後4時~午後7時
※Instagramで都度確認を
Instagram/https://www.instagram.com/ichihara.jisyushitu/
※お問合せ先
電話番号/0436-23-9850
メールアドレス/syougaigakusyuu@city.ichihara.lg.jp
市原市 教育振興部 生涯学習課