「なでしこジャパン、海外で活躍したい」 四日市市立山手中の三浦さん JFAエリートプログラムU-13で韓国遠征に参加
愛知県春日井市を拠点に活動する女子サッカーチーム「FC.フェルボール.MIMOSA」に所属する四日市市立山手中学校1年の三浦璃音(りお)さんが世界基準の選手育成を目的にした「JFAエリートプログラム」で、日本代表選手に選ばれ、11月4日から9日まで韓国遠征に参加した。韓国チームと2試合のトレーンニングマッチを行い、1試合目は3対0、2試合目は7対1で日本が勝利したという。遠征は文化交流プログラムもあったそうだ。
日本代表として試合をしたのも、海外で試合をするのも初めて。さらにチームキャプテンも務めた。同じ日本代表選手は皆がスピード、スキルなどがすごく、そのプレーに「上手くてすごい選手ばかり。まるで忍者みたいって思いました」と話す三浦さん。「日本を代表することにプレッシャーもあったけど、『やってやるぞ』の気持ちの方が強かった。充実した時間でした」と振り返る。
同世代の国内トップレベルの選手と一緒に戦う中で、チームキャプテンとして、積極的に声を出していった。ディフェンスの力、フィジカル面には自信を持つ。JFAエリートプログラムU-13韓国遠征の報告のため、11月19日に四日市市役所を訪問。森智広市長に、遠征での様子や日頃の練習について話した。
「遠征で学んだことをこれからに生かしたい」と三浦さん。「将来は、なでしこジャパンに選ばれたり、海外で活躍する選手になりたいです」と力強く話していた。