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【西武】仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチインタビュー 「課題をひとつ与えれば 2つ目、3つ目の課題が出てくる」

文化放送

1月9日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチにインタビューした模様を放送した。秋季キャンプでの若手選手に対する印象、指導したなかで気になった選手について訊いた。

――宮崎南郷秋季キャンプに仁志敏久コーチは参加をされましたが、ライオンズのコーチとしての初仕事はどういうところから始まったのでしょうか?
仁志「まずは選手の名前を覚えるところからですね。U-12の子もですが、どうやって名前を呼ぶのかはすごく大事ですね。大体は名前で呼ぶのですが、あだ名があったり、選手によっては苗字で呼ぶこともあるので、そういうところでコミュニケーションの取り方が簡単になるかなといったところで、他愛もない会話をすることがまず最初でしたかね」

――ライオンズの若手野手はいかがでしたか?
仁志「秋のキャンプはみんなすごく意欲的に何でも取り組んでいましたね。昨シーズンはレギュラーが確定している選手もいないので若手選手が結構試合に出れていましたけども、やっぱり来年こそは1軍にずっといたいと思っているので、黙々と練習をしていましたし、何も言わずに一生懸命にやっていましたね」

――南郷秋季キャンプでマシン打撃による紅白戦を連日で行っていましたね。
仁志「西口(文也)監督のアイデアで、マシンがいろんな球種を投げられるやつなんですけど、練習ばかりやっていても実践がないからという話だと思うんですよね。走塁に関しても熊代(聖人)コーチと『今日はこういう課題を持ってやらせようか』という話をしたところ、選手たちもそれに沿ってやってくれたので、すごく面白い練習だと思います」

――熊代コーチと相談して与えた課題とは何でしょうか?
仁志「ランナー1塁で打者が打つ想定だったんですけど、『ワンヒットでも3塁まで行けるような走塁を今日は目指そう』という話を熊代コーチが選手たちにしてくれて、熊代コーチもずっと練習を見てアドバイスをしていたり、選手たちもそれに沿ってやっていました。それまでは勝ち負けばかり意識してやっていたんですけど、練習に手をくわえることも早めに僕らが気づかないといけなかったなと思いました」

――打者も1塁ランナーを3塁に進めるにはどうしたらいいのかを考えながら打席に入っているのでしょうか?
仁志「そうですね。課題をひとつ与えれば 2つ目、3つ目の課題が出てくるし、こちらがきっかけを与えないと2つ目、3つ目の課題が出てこないので、僕らも鋭く早く考えなければいけなかったなと思いました」

――指導したなかで目についた若手野手はいますか?
仁志「期待されているのやはり村田怜音、それから西川愛也、長谷川信哉ですね。確実性を求められている児玉(亮涼)もいましたけれど、外崎(修汰)も来ていて、本来の1番よかった成績から少し離れてしまっているので、少しでも調子を上げていきたいですね。そのためにいろいろ話をしながら練習をしていました。秋季キャンプのなかでは年長者になるんですけど、すごく頑張っていましたね」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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