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アメリカで21年ぶりにジャイアントパンダが公開

タイムアウト東京

アメリカで21年ぶりにジャイアントパンダが公開

2003年以来初めてアメリカにやってきたジャイアントパンダの「ユンチュアン」と「シンバオ」が、2024年8月8日、「サンディエゴ動物園」のパンダ棟で初公開された。

当日はこのかわいい2頭のパンダを一目見ようと、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサムや駐米中国大使のシャ・ホウ(謝鋒)をはじめ、多くのVIPが集結。特別な中国音楽の演奏や芸術的なパフォーマンスも行われ、バラク・オバマの象徴的な「HOPE」キャンペーンポスターを手がけたアーティスト、シェパード・フェアリーによる記念アートワークも披露された。

少しとがった長い鼻が特徴の5歳のユンチュアンと、ふわふわの大きな耳が特徴の4歳のシンバオは、6月から豪華な「新居」での暮らしをスタートさせた。リノベーションされたこのパンダ棟は以前の4倍に拡張。中国の最も風光明媚(めいび)な地方にあるような景色が再現されている。

サンディエゴ動物園と中国が、パンダを救うために協力して今年で30年。彼らの努力のおかげで、ジャイアントパンダはもはや絶滅危惧種リストには載っていない。さらに良いことに、パンダの赤ちゃんの生存率は、わずか10%からなんと90%にまで上昇した。

ユンチュアンとシンバオを確実に見るためには、動物園に到着したら無料の時間指定チケットを入手する、パンダ棟の列に並ぶ、もしくは事前に早朝のウォーキングツアーを予約する必要がある。詳細は動物園の公式ウェブサイトでチェックしよう。

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