「東京で一番ファンキーな焼き芋を教えて」フジロック出演の米人気バンドが“日本語”でファンに謎の呼びかけ「巡礼します」
フジロック出演バンド「焼き芋はファンク」
米ミシガンで結成されたファンクバンド、Vulfpeck(ヴルフペック)をご存知だろうか。今年の7月25日から開催されるフジロック・フェスティバルのラインナップでその名を目にした人も多いかと思うが、欧米はもちろん日本でも人気が高いことは、彼らがフジロック2日目のグリーンステージでトリを務めることからも明らかだ。
Vulfpeckってどんなバンド?音大出身の熟練ぶりとインディー精神が同居
ミシガン大学の音楽学部出身のメンバーによって2011年に結成されたVulfpeckはインディペンデントな活動を貫きながら、世界的な評価を獲得してきた。その音楽性は、70年代ファンクやソウルをベースにした「ミニマルファンク」と呼ばれるスタイルが特徴。シンプルな編成ながら、緻密なグルーヴと遊び心に満ちたアレンジで聴き手を自然と引き込む魅力がある。録音は基本的に一発撮りで行われ、ライブ感を重視した生演奏が軸となっているという。
2014年にはSpotifyの仕組みを逆手に取った無音アルバム『Sleepify』で話題を集め、収益を元に入場無料のツアーを実現。2019年にはマネージャーやメジャーレーベルの支援なしで、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを満員にするという快挙を達成した。
なお、最新アルバム『Clarity of Cal』はライブ録音をベースにしたスタジオアルバムで、彼らの成熟したグルーヴと洗練されたアンサンブルが凝縮されていると評判だ。フジロックではこの作品を軸にしたセットが期待されていて、国内はもちろん彼らを目当てに日本旅行を計画している海外のファンもいるようだ。
『グレイス&フランキー』(Netflix)
▼その他
『ブラッキッシュ』(ディズニープラス)
『神話クエスト:レイヴンズ・バンケット』(AppleTV+)
※使用楽曲「Back Pocket」