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非常食の「缶飯」がトラウマに...東日本大震災から学ぶ、元自衛隊員が描く“こころの防災”【見逃し配信】

Sitakke

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2024年1~3月にSitakkeでよく読まれた記事を見逃し配信としてお届けします。
(この記事は、1月5日に配信した記事の再配信です)

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いつ、どこで発生するかわからない災害。心構えはどのくらいできていますか?

この連載では、わたしたちの大切な命、そして“こころ”を守るための知恵を、実体験を題材に作成した漫画を通し、お届けします。

連載担当は、札幌在住の二児の母・イラストレーターのヤマモトクミコさん。
ヤマモトさんは、元海上自衛隊員で、入隊1年目に、東日本大震災の支援に従事しました。

海上自衛隊員として護衛艦に乗り、炊き出し、救助者の支援、燃料や真水の提供、救助者や遺体の捜索など様々な支援をしていたという、ヤマモトさん。現場にいた女性隊員はわずか。「だからこそ“女性視点”での支援がとても大切だと感じた」と、当時を振り返ります。

→前回の話:先輩の目に涙が…新米自衛隊員だった私が東日本大震災で学んだこと

第7話:非常食の「缶詰」がトラウマに... 経験から学んだ知恵とは

あとがき

東日本大震災の災害派遣は、緊急時だったこともあり、物資の調達もギリギリでした。そんな中で、缶飯を頂くことはできる環境は、とてもありがたいことだと思います。

災害派遣の期間、缶飯を完食し続けている隊員ももちろんいました。ただ、缶飯が身体に「合う」「合わない」は、あるようです...。

缶飯以外にも、お湯があれば食べられるカップ麺や、ドライフーズなども活用するのをおすすめします。
できれば平常時に味見をしておいて、おいしく食べられる食料品を備えておくと安心です。

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漫画:ヤマモトクミコ
北海道・札幌市在住のイラストレーター。2010年に、海上自衛隊入隊。入隊1年目で東日本大震災の支援に従事。約10年間、自衛隊員として全国各地を飛び回る日々を過ごし、結婚・出産を経て、退職。独学でイラストレーターに。2児の母。

Instagram:@studio.kimi_cony
X:@kumiko_illust

編集:Sitakke編集部 ナベ子

【参考】イラスト作成時の写真資料として
海上自衛隊ホームページ

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