県立高校一般入試 一斉に実施
県内の公立高校の一般入試が6日（水）に一斉に行われました。 県内の公立高校の一般選抜募集人数は全日制、定時制合わせて１万2838人。志願者数は１万3054人で、平均倍率は1.01倍です。
このうち県立高田北城高校では、会場が開く30分以上前の午前8時頃から、受検生が緊張した面持ちで続々と集まりました。北城高校の志願倍率は普通科が1.11倍、生活文化科が1.30倍です。
受験生は、待ち合わせた中学校の教諭などと持ち物を確認したあと次々と会場に入っていきました。教諭のひとりは「やれることはやったので、あとは落ち着いて臨むだけ」とアドバイスしていました。
学力検査は国語、数学など5教科です。県によりますと上越地域では予定通り行なわれたということです。
コロナ禍だった去年は健康状態のチェックリストの提出やマスクの着用などの感染症対策が求められましたが、新型コロナが5類になったことを受け、今年は感染症対策は求めませんでした。
一方で、能登半島地震を受け、学校関係者は試験中に地震があった場合、受検生を避難させる対応を事前に確認しました。
合格発表は今月15日（金）の午後に各学校で行われるほか、今年度から導入されたウェブ出願システムで通知されます。
