平和への感謝次世代に 平塚市大野地区で慰霊祭
松が丘公民館(平塚市東中原)の大野殉国碑前で7月15日、「大野地区平和を感謝する集い」が開催された。落合克宏市長をはじめ、河野太郎衆議院議員や近隣住民ら約150人が集い、戦没者に黙とうを捧げた。
実行委員会の高梨孝治会長は、「戦争の悲惨さと平和の大切さを次世代へ継承していかなければならない」と式辞を奉読。後のあいさつでは来年の終戦80周年に触れながら、今年3月に戦没者遺児によるフィリピンへの慰霊訪問に参加した旨を報告した。
また後半には、大野中学校の生徒2人による作文朗読が行われ、平和への思いを訴えた。
殉国碑は1956年、旧大野町の戦没者のために建立。集いは新型コロナが流行した際に3年間中止となったが、昨年から再開している。