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「お前がやれ」「絶対に嫌」お風呂に入りたい義母と何としても断りたい私 #頑張り過ぎない介護 82

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一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。

義母の直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)は症状が悪化する一方。尿漏れや便漏れ、粘膜漏れまで起こし、シーツや床まで汚してしまうこともあります。そうなると、汚物はそのまま洗濯機に入れられないため、まる子さんの負担も大きくなっていて……。今の状況を把握してもらうため、まる子さんは義母におしりの状態を写真に撮って見せますが「手術はしなくてもいい」という意見は変わりません。歩み寄る様子も見られず、今後の生活が不安でいっぱいです。

誰にも頼れない介護

直腸脱の症状が悪化してから、これまで以上に負担が大きくなっているまる子さん。最近では目覚めると同時にため息が出てしまい、体も悲鳴を上げています。そこで、夫にも義母のおしりの写真を見せ、手術するように説得してほしいと言いますが、あまり良い返事はもらえませんでした。仕事中ですら義母の幻聴が聞こえていて、まる子さんの心と体はもう限界です……。

仕事から帰ってすぐ、義母の部屋に向かいます。

これは、何やら頼まれる予感……。

遠巻きに「手伝え」と言われていますが、わからないフリを貫きます。

きっと入浴中も呼び出されるので、入ってほしくないのが本音ですが……。

義母の部屋に行くと、遠回しに「お風呂を手伝ってほしい」と言われました。しかし、私はもともと体に触れることも触れられることも苦手なため、お風呂の手伝いなんてもってのほか。ひとまず丁重にお断りしましたが、すぐに引き下がるわけもなく、何度も言ってくる義母。

公衆衛生上、お風呂に入ったほうが良いことも理解しているので、自分で入れるのであれば勝手に入っていいと伝えて部屋を後にしました。話している間、部屋に充満している悪臭が気になったので、ドラッグストアに行って介護用の消臭グッズを購入。効果を実感できますように……!

義母は、夫や義姉には申し訳ないと思うのか、便漏れや尿漏れのお世話をさせることはありません。ストレスのかかるお世話はすべて私……。誰にも頼れず、誰にも助けてもらえない今の状態がずっと続くのはつら過ぎます。

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まる子さんの場合、仕事として介護をしているわけではないのに、できないことを断ると怒られてしまうのは納得できないですよね……。実際のお世話も大変だと思いますが、こういうモヤモヤが積み重なっていくのも、かなりのストレスだと思います。少しでも負担が減る方向で、話が進むといいのですが……。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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