防火ポスターコンクール 最優秀賞に附属小4年 児玉陽彩さん
上越市内の小学生が防火をテーマに描いたポスターコンクールの審査会が上越南消防署で行われ、最優秀賞を受賞した上越教育大学附属小学校4年生児玉陽彩さんの作品が、ポスターとして管内の小学校などに配布されることになりました。
コンクールはポスターづくりを通して児童の防火意識を高めようと毎年上越南防火管理者協会が行っています。
対象は上越南消防署管内と高士分遣所管内にある小学3年生から6年生で、今年は9校から46点の応募があり、去年と比べて2倍に増えました。
審査をしたのは小林古径記念美術館の元館長小林新司さんなど5人です。見た人がひと目で分かるか子ども目線のアイデアで描かれているかなどを評価します。
審査の結果最優秀賞2点、アイデア賞を含む優秀賞が6点、学校賞1校が選ばれました。
このうち最優秀賞の上越教育大学附属小学校4年生児玉陽彩さんの作品が防火ポスターとして管内の小学校や公共施設などへ配布されることになりました。作品では女性が消火器を抱いているようすが描かれています。
審査員
「消火器が遠くからでもわかる」
「消火器を強調せずに安心を強調している逆のアプローチ」
小林新治 審査員長
「非常にシンプル。親しみがあって今までにないいい作品。多様なアイデアの作品があった。こういう機会を通じてより多くの関心を持ってもらえれ」
表彰式は11月11日に上越南消防署で行われます。