関メディ井戸伸年総監督がポニー日本代表ヘッドコーチ就任、ワールドシリーズ制覇目指す
まずは6月にアジアパシフィックゾーンCS
中学硬式野球「ポニーリーグ」のポニー(U-14)日本代表ヘッドコーチに兵庫県西宮市の野球専門校・関メディベースボール学院中等部の井戸伸年総監督(48)が就任する。
アメリカが発祥のポニーリーグは世界各国にチームがあり、毎年アメリカでワールドシリーズを開催。一昨年はポニー日本代表が2度目の優勝を飾った。
ポニーリーグは補欠選手を作らず全員が試合に出場することを理念に掲げ、成長期の体力差からケガをするリスクもあってコルト(U-16)、ポニー(U-14)、ブロンコ(U-12)に分けられている。井戸氏は昨年に続いてポニー(U-14)のヘッドコーチとして世界一を目指す。
井戸氏が指導する関メディからは関西選抜に14人(コルト5人、ポニー9人)が選出されており、10、11日に佐賀と長崎で行われる「2025ECCインビテーション広澤克実杯全日本地域対抗選手権大会兼日本代表選手選考会」で日本代表メンバーが選ばれる。
日本代表は6月にインドネシアとフィリピンで行われるアジアパシフィックゾーンチャンピオンシップトーナメント(AP大会)に出場。勝ち上がれば7、8月にアメリカで行われるワールドシリーズに出場する。
昨年はコルトとブロンコ日本代表はワールドシリーズに進出したが、ポニー日本代表はAP大会決勝で台湾代表に0-1で敗退し、涙を呑んだ。OBの今朝丸裕喜が阪神入りして初のプロ野球選手を輩出するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの関メディを率いる井戸コーチの手腕に期待がかかる。
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記事:SPAIA編集部