日本で唯一『ホテルに建つ公式灯台』が一般公開へ。神戸海上保安部による「ガイド」も。神戸メリケンパークオリエンタルホテル
阪神・淡路大震災で被災した旧オリエンタルホテルから受け継いだ「灯台」が、灯台記念日にあわせて一般公開されます。神戸市中央区波止場町5-6
ホテルに建つ公式灯台 一般公開
2024年11月1日(金)
神戸メリケンパークオリエンタルホテル
メリケンパークにある「神戸メリケンパークオリエンタルホテル」は、周囲270度を海に囲まれたロケーションのリゾートホテルで、阪神・淡路大震災が発生した1995年7月にオープンしました。
同ホテルにある灯台は、海上保安庁から正式に認可を受けた「公式灯台」で、日本で唯一の「ホテルに建つ公式灯台」として知られています。
見学は予約不要で、参加費も無料。今年は神戸海上保安部による「灯台の果たす役割」や「灯台の歴史」などのガイドもついてます。
旧「オリエンタルホテル」から受け継いだものは、灯台以外にも。
1956年に昭和天皇が神戸に来たときに見た神戸みなと祭・海上提灯行列の夜景の印象を詠んだ「昭和天皇の歌碑」と、1964年に日本最古級の西洋式ホテルとされる旧「オリエンタルホテル」が京町25番地に移転したときに設置された「鬼瓦」があります。
「昭和天皇の歌碑」は灯台と一緒にホテル14階南側バルコニーに、「鬼瓦」はホテル正面玄関に設置されていて、誰でも見れるようになっているそうです。
さらに詳しい歴史などが知りたい人は、過去記事もあわせて見てみてくださいね。
開催日時
2024年11月1日(金)15:00~17:00
※雨天決行、荒天中止
※上記時間内、どなたでも見学できます。
※状況により公開を中止される場合がございます。
※最新情報は随時ホテル公式サイトより案内があります。
場所
ホテル館内14階 バルコニー
参加費
無料※予約不要
被災した旧「オリエンタルホテル」から継承され、1995年7月7日、神戸メリケンパークオリエンタルホテルのオープニングレセプションの日、午後7時7分に777発の花火とともに灯台は点灯を再開。
その日から灯台は、1日も休むことなく神戸港を行き交う船の安全を見守り続けています。