丼からあふれる味噌豚丼!炭火の香りと味噌だれでごはんを爆食【食堂かわひがし】子供向けミニサイズやうどんも人気の富山・射水の食堂
「外食するなら、おいしいものをどか~んとたっぷり食べたいですよね」
こう話すのは、富山県射水市にある「食堂かわひがし」の店主 川東昂平さん。
看板メニューの「味噌豚丼」は、小・並・大・特大の4サイズあり、特大サイズはごはん380gに豚ロースとバラ肉をてんこ盛りにするのが自慢です。
「特大は私も食べきれない量ですね」と笑顔で話す川東さん。
モットーは「もぐもぐ食べて笑顔で元気に」なんだそう。
「もぐもぐ食べて元気に」 田園地帯のアットホーム食堂
店があるのは、太閤山ランドや歌の森運動公園もほど近い富山県射水市の黒河エリア。
水田や竹林が広がる中に県立大学や小学校、住宅地などが並ぶのどかな一帯です。
店は、白壁に焼き板が使われた和風の一軒家のような佇まい。
店名が入った、白くて大きな店頭幕が目印です。
子育て中の店長が作る家族連れが楽しめる店
店内は、食堂という名にぴったりのアットホームな雰囲気。
厨房を見渡せる長いカウンターと4人がけのテーブル席、そして、店の奥には小上がりがあります。
「小上がりもありますので、赤ちゃん連れのお客さまも安心してご利用いただけます」(川東さん)
自身も子育て真っ最中という川東さん。
自らの体験もふまえ、子供も一緒に楽しめるお店づくりを心がけていると話します。
うまい米に合うものを たどり着いた「味噌豚丼」
店のオープンは2020年。
うまい米に合う丼もの、他では食べられない名物商品をつくりたかったという川東さんがたどり着いたのが、「味噌豚丼」でした。
「たくさん食べても胃がもたれない、最後までおいしく食べられる豚丼を提供したくて…ポイントは味噌ベースのつけだれです」(川東さん)
こだわりのつけだれには、地元の醸造所から仕入れた麹たっぷりの味噌を使っているんだそう。生味噌の中で生きる酵母菌が、豚本来のうま味を最大限に引き出してくれます。
そして、もうひとつのポイントが――
「仕上げに炭火で焼くんです。そうすると余分な脂が落ちますし、炭火の香ばしい香りも加わって、最後までおいしく食べられると思います」(川東さん)
特製味噌だれの甘味とコクが染み込んだ豚肉はやわらかく、ごはんが進みます。
使用している豚肉はバラ肉とロース肉の2種類。食感も脂のバランスも微妙に違うのがポイントです。炭火の香ばしい香りが鼻に抜けていき、ひとつの丼で3つの味を楽しめるかのような1品です。
ネギ、温玉、チーズ…豊富なトッピングメニュー
トッピングのバリエーションも多く、たっぷりのネギに温玉をのせた「ねぎたま」や、チーズとキムチをトッピングした「炙りチーズ」、季節限定「柚子おろし」などがあります。
子供向けミニサイズやうどんも 大食漢のパパと一緒に満足
子供たちには、おこさまメニューの「ミニ豚丼セット」や「ミニうどんセット」がオススメ。
「家族で外食するとき、小さい子供に合わせて店を選ぶという家族も多いと思うんですが、家族みんなが満足できて、ワクワクするようなお店にしていきたいと思っています」(川東さん)
客の要望に応えて、うどんメニューも並ぶようになりました。
こちらもミニうどんや季節限定の商品など、四季折々でさまざまな味を楽しむことができます。
「おなかが空いているお客さんをおなかいっぱいにして帰してあげられるのが、飲食業についたきっかけだったんです。マイナスをプラスにすることができる魅力的な仕事だと思いまして。おいしく食べること自体が未来や元気につながる、食育ですよね」(川東さん)
子供からお年寄りまで気軽に足を運んでもらい、笑顔で元気になれる食堂を目指しているかわひがし食堂。新メニューも続々登場しています。
夏にむけては、味噌豚が入った冷やし中華も登場するんだとか。楽しみですね。
【食堂かわひがし】
住所 富山県射水市黒河3341-1
営業時間 0766-92-2323
定休日 水曜