独立できる人の性格って?個人事業主が向いている人の3つの特徴
会社員からの独立起業や副業を考える人が増えていますが、個人事業主として独立したものの廃業してしまう人も多く、個人事業主が向いていない人がいるのも事実。今回は個人事業主のリアルな実態、自営業で働くことが向いている人、向いていない人の性格や特徴について解説しましょう。
3年以内に6割が廃業!?個人事業主の厳しい現実
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ネットの普及により、個人事業主やフリーランスで成功している人を見かけることも多くなってきました。時間に縛られずパソコンひとつで仕事している人、楽しそうに仕事している人などを見かけると自分もできないかと憧れてしまいますね。
ですが、開業届を出して3年以内に廃業する人は6割になるというデータもあり、個人事業主としてやっていくのはなかなか難しいという現実もあります。
出典:中小企業白書
それではどんな人が独立するのに向いているのでしょうか?独立に向いていない人、メリットを感じられない人とは? 2つのタイプによくある性格に分けてみました。さて、あなたはどっち?
独立するのが向いている人の性格・特徴3つ
個人事業主に向いている人の性格の特徴として、下記が挙げられます。
マイペースな人
周囲に影響されず自分の道を歩める、自分でモチベーションを保てる、興味のあることに没頭できるといったマイペースな人は個人事業主向きといえます。
客観的な人
幅広い視点から物事を見ることができる、冷静な対応ができる人は、クライアントのニーズを汲むのも上手。判断することが多い個人事業主にとって必要な性格のひとつです。
目標をクリアすることにやりがいを感じる人
自分の小さな目標をクリアすることに、達成感を感じる人は個人事業主向き。好奇心旺盛で学び続けることが好き、やり遂げる力がある人も同じです。
独立するのが向いていない人の性格・特徴3つ
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自営に向いていない人、メリットを感じられない人の性格の特徴として、下記のものが挙げられます。
安定志向の人
個人事業主には業績の保証がないのですから、年功序列で給与が上がるのが好きな人、安定した社会的地位を望む人は向いていません。
人に仕事を任せられない人
通常の業務に事務作業、営業など、多くの仕事をこなさなければならない個人事業主。すべての仕事を完璧にこなすことは難しく、一人で仕事を完結させたい人には向いていないといえます。
周囲に流されやすい人
独立すると周りに惑わされず、意思決定しなければならない場面があります。そのため、自分の意見を持たない人、人の意見に左右されやすい人は不向きです。
個人事業主に向いていない人でも起業はできる
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組織の中で働くことにメリットを感じる人もいれば、個人事業主として独立することにメリットを感じる人もいます。働き方は人それぞれ。
中には「起業したい」と思っているのに、向いていないほうに当てはまってしまった人もいるかもしれませんね。
でも、大丈夫。個人事業主としてやっていく気持ちやスキル、資金などがあれば、足りない素養があっても、やっていくうちに多くの人と出会い、学び、成長することもできます。もし失敗しても、もとの道に戻ってもいいし、再度チャレンジすることもできます。
その一歩として、自分が本来どちらのタイプなのか、まずは知っておくことも大切なのです。
実際に個人事業主として独立してやっていくのは、なかなか大変なことです。しかし、自分のアイデアや好きなことでお金を稼げるという達成感が味わえるのも、個人事業主のメリットの一つ。自分がどんな働き方をしたいのか、何を目指すのか、今一度見つめ直してみてはいかがでしょうか。