座間市栗原中 1学級から3人全国へ いずれも県選抜で
座間市立栗原中学校2年4組の3人が、ソフトボールとソフトテニスで県選抜チームのメンバーに選出され、3月下旬に行われる都道府県対抗の全国大会に挑む。3人は「チームのために全力で戦う」と意気込む。
県選抜メンバーには、同校女子ソフトボールのグレアム紗里さん、男子ソフトテニス部の今枝蒼太さんと角谷晃さんが選出された。全国大会はソフトテニスが3月26日から三重県で、ソフトボールは28日から群馬県で行われる。
ソフトボールで全国大会に出場するグレアムさんは、県内中学生約100人が臨んだセレクションで、持ち前の運動能力を発揮。走攻守が揃った選手として選出された。
学校では投手と捕手を兼任しているが、県選抜では俊足を活かして外野手での活躍が期待されている。グレアムさんは全国大会に向け、「チームがめざす全国制覇に貢献したい」と話した。
ソフトテニス部の今枝さんと角谷さんは、座間市に活動拠点を置く「座間ジュニアソフトテニスクラブ」で競技を始め、小学3年からダブルスでペアを組んでいる。
小学生時代から全国大会の出場経験を持つペアで昨年秋の県大会では息のあったプレーで優勝し、県選抜の選考会でも県1位の実力を発揮した。2人は「長年ペアを組んでいるのでやりやすい。一つでも多く勝ちたい」と抱負を話した。
「切磋琢磨で」
3人は座間市立中原小学校の卒業生で、互いに性格をよく知る間柄。栗原中では、クラスメイトでもある。
今枝さんは「同じクラスに3人も県選抜メンバーがいるのは刺激になる。競技は違っても勝ちたいという思いは同じなので切磋琢磨して大会に臨みたい」と話した。