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ソフトバンク前田純が6回無失点の快投で「Player of the Game」 育成10位から2年目でプロ初先発初勝利

SPAIA

「Player of the Game」【日本ハム-ソフトンバンク25回戦】

育成出身2年目左腕がプロ初登板初勝利

9月29日、エスコンフィールド北海道で行われた日本ハム-ソフトバンクの25回戦は、序盤からリードを奪ったソフトバンクが6-2で快勝。日本ハム戦の連敗を「7」で止めた。これで今季このカードは12勝12敗1分けの五分で全対戦が終了した。

SPAIAでは1試合で最も活躍し、勝利に貢献した選手「Player of the Game(POTG)」をWPA(勝利確率)をもとに選定。この試合では+32.7%のWPAをマークしたソフトバンクの前田純がPOTGに輝いた。

2022年の育成ドラフト10位で入団した左腕は、この日がプロ初登板初先発。6回81球を投げ、3安打5奪三振、無四球、無失点で二塁を踏ませない圧巻の投球を披露。デビュー戦でうれしいプロ初勝利を挙げた。

2位は+12.6%でソフトバンクの柳町達。2回の第1打席で2点タイムリーを放つなど2打数2安打1四球と全打席で出塁し、存在感を示した。3位は初回に来日1号となる先頭打者アーチを放つなど3安打猛打賞の活躍を見せたソフトバンク・ダウンズで+12.3%だった。

※WPA(Win Probability Added)
その選手がどれだけチームの勝利確率を増減させたかによって貢献度を表す指標。
勝利確率とは特定の試合状況(イニング、点差、アウトカウント、走者状況)においてチームが勝利する確率を、過去の試合データから算出したもの。試合開始時点では両チームともに50%の勝利確率が見込まれ、試合の進行とともにリードを奪っているチームの勝利確率が100%に近付いていく。
この勝利確率を利用し、1つ1つのプレーによる勝利確率の増減を選手ごとに合計することで、WPAは算出される。

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記事:SPAIA編集部

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