開業以来、売上高更新 グランベリーパークに聞く
南町田のエリアの中心になってきたのが商業施設「グランベリーパーク」。街に人を集める起爆剤となり、街の象徴の1つになっている。施設を管理するグランベリーパークグループの清水将繁・副グループ長=写真=に聞く。
――5年間を振り返って
「開業以来、毎年売上高を更新し続けている。昨年は多摩地域の商業施設で一番の売上だったが、規模を拡大し、ペットと共に回遊できる街として受け入れられた結果と考えている」
――商圏は広い
「施設の周囲20キロ圏内という想定。地域の皆さまに日常的に利用していただけるようスーパーなどをテナントに入れる一方、『身近なエンターテイメント』を楽しめる施設として、多種のイベントを企画し広域から家族連れなどを呼び込んでいる。地元と広域の二毛作という考えで都心や湘南、埼玉などのお客さまにも足を運んでもらいたいと考えている。おかげで『出店したい』という依頼が増えているところだ」
――課題は
「規模が拡大するうえで一番の課題と考えてきたのが交通渋滞だった。ただ、駐車場へさまざまな入口から入れるようにするなど対策を進め、渋滞緩和を図ることができている。今後もそれら課題をクリアし、日常と非日常がある場所として地域から支持されるようにしていきたいと思う。施設の魅力を高めていくことが街の活性化にもつながると考えている」