100均アイテムでも可能!スプールエッジのカンタン修復術を伝授します
アイキャッチ画像提供:釣り好きまっちゃん
とても大切なリールだから
ロッドやリールは魚釣りに欠かせないアイテムであり、時間を共にする相棒的な存在です。
そんな相棒も老朽化やアクシデントによりダメージを受けていきます。
今回は大事な相棒と長く付き合うためのキズ修復をご紹介します。
やっちまったぜ!
釣りの準備中、大事に使っていたリールを誤って落下させ、ガッカリしたことのある方も多いのではないでしょうか?
落下角度によりダメージ受ける箇所は変わってきますが、最も多く見られるのが“スプールエッジのキズ”です。
そのキズ、凶暴につき
剥き出しゆえにダメージを受けやすいスプールエッジ。
このスプールエッジにキズがあると、こんな悪影響が想定されます。
飛距離ダウン
ラインが放出される際、スプールエッジのキズが干渉し抵抗が発生。これにより飛距離がダウンします。
特にショアの釣りでは飛距離が釣果に繋がる場面も多いので、釣果ダウンの原因にも直結してしまいます。
ラインブレイク
スプールエッジのキズにラインが接触すると、ラインに見えないダメージが発生しています。
高切れや大物とのやり取りでプチっとブレイクすることも。
PEラインであれば目視でゴワつきが見られたり、普段切れないような箇所でブレイクしたならば、それはスプールエッジのイタズラかも知れません。
スプールエッジの修復に取り掛かります!
スプールエッジをなで、少しでも引っ掛かりを感じるようであれば重症の可能性があります。
ちなみにキズはこんな感じ。
実釣中に後悔しないよう、修復メンテナンスを行いましょう!
準備するもの
・耐水サンドペーパー2000番
・金属磨き剤
・サランラップ
・ウエス
ラインを保護する
作業前の準備として、既存のラインにキズが入らないように養生しましょう。
ラインを巻き取るのがベストですが、今回は手間のかからない方法を選んでみました。
保護シートとして自宅にあったサランラップを巻きつけます。
磨いていく!
耐水ペーパーを水で濡らし、キズをゴシゴシと磨いていきます。
キズがひどい場合は目の粗い耐水ペーパー(1500番前後)を使用し、キズを消していきましょう。
水は流れ落ちやすいので、粘度のあるオイルなどでもOKですよ。
磨き始めて5分程度。指の引っ掛かりは無くなりました。
続いて仕上げの工程に進みましょう。
仕上げ
キズが消えたら金属磨き材を使って仕上げていきます。
この作業でスプールエッジが凹凸のない滑らかな表面に大変化。
スプールエッジのみならず、キズ付きやすいベールにも有効的ですね!
10分程度でキズ消しメンテナンスが完了!
塗装は剥がれてしまいますが、トラブルの原因となる引っ掛かりは噓のように無くなりました!
レッツワンコインチャレンジ
今回使用した道具は、100円均一ショップなどでも購入ができます。
皆さんも一度試してみては?