菅田地区センター 高校生の”先生”が悩み解決 スマホ教室で高齢者を支援
菅田地区センター(内藤由美子館長)で、一人の高校生が地域の高齢者の悩みを解決している。
同地区センターでスマホ教室の先生を務めるのが、通信制高校に通う湯浅香乃さん(2年)だ。1年以上にわたって毎月複数回のスマホ教室を開催している。
施設で講師の募集を見たことがきっかけ。丘陵地帯で身近にスーパーなどの施設も少ない菅田地域で、「スマホが使いこなせれば、日々の暮らしの利便性も高まる」と内藤館長は募集の背景を語る。湯浅さんは小学生の頃からよく施設を利用していたといい、「高校が通信制なので地域に出るいい機会になるし、地元の方々の役に立てるなら」と思いを口にする。
教室では、事前予約で1回最大2人のため、各自の理解やニーズに合った相談を受け付ける。すっかり常連のメンバーも増えている。2月20日に参加した女性は、ホーム画面の編集について相談。湯浅さんは、一つ一つの操作を丁寧に教えた。「一度には覚えられないから、毎回一つずつ勉強している。教え方も優しく、孫と話しているようで来るのが楽しみ」と女性は話す。
スタートから1年以上が経過し、毎回の相談内容もメモで記録するなど、すっかり先生も板についてきた湯浅さん。内藤館長も「親しみやすい人柄で、利用者さんも大変助かっている」と太鼓判を押す。湯浅さんは、「毎回成長する姿を見られて嬉しい。逆に昔のことを教えてもらうこともあり、楽しく活動できている」と笑顔を見せる。
スマホ教室についての問い合わせや参加申し込みは、同地区センター【電話】045・471・2913へ。