<ご近所トラブル>隣の家から苦情!「ボール遊びをやめて」うちが悪いの?【まんが】
1年前のエピソードです。私は小学生の男の子2人のママで、夫の実家に同居するかたちで暮らしています。ある日の夕方お隣の老夫婦が訪ねてきました。優しくて温厚な方々で、義両親とも昔から仲良しです。
お隣の奥さんは涙ぐみながら話をされました。 「正直心配で、毎日ボール遊びが始まると気が気じゃなくて窓から確認してしまっていて……。その間家事も手につかなくて。もう、限界なんです。やめさせてください!」 驚いた私はすぐさま謝りました。 「わかりました、子どもたちにはよく言い聞かせます」 子どもたちが道路でボール遊びをしていることは、私も義両親も全く気付いていませんでした。私はパートがありますし、義両親も非常勤の仕事や習い事などで家を空けることが多かったのです。留守の間によその家に迷惑をかけていたと知りショックでした。
子どもたちはどうやら、私と義両親のいないタイミングを見計らってこっそりキャッチボールを続けていたようです。 「お母さんひどいよ! どこで練習したらいいの! がんばりたいのにやめろって言うの?」 子どもたちは顔を真っ赤にして泣きながら言いました。もともと野球が大好きで自らチームに入って、最近やっとレギュラーになれたのです。「もっと練習したい」という子どもたちの気持ちが痛いほど伝わってきます。その顔を見ていると、私も胸が苦しく辛くなってきました。家の前はほとんど人通りのない袋小路、少しのキャッチボールくらい許されないのでしょうか? 私のなかに迷いが生まれたのでした。みなさんはこんなときどうされますか?
【隣人の気持ち】隣の家へ苦情!「ボール遊びをやめて」と言ったものの
うちは老夫婦の2人暮らしです。隣の家は昔からよく知る同世代のご夫婦。数年前から息子さん家族が同居を始めたのですが、最近は小学生のお孫さんたちの行動で困ったことになっています。
隣のお孫さんたちがキャッチボールをしはじめると、毎日のように大きな音に悩まされるようになりました。家の前が袋小路になっているためか、受け止める音も投げる音もとてもよく響きます。壁にボールが当たったりすると本当にびっくりします。私はだんだん少しの音でもビクビクするようになってきました。
夫と一緒にお隣の家へ出向くと、お嫁さんと話をすることができました。ボール遊びの件は寝耳に水だったようで「二度としないように言い聞かせる」と約束してくれたのです。ところが翌日、大きな音がして慌てて外を見ると子どもたちがまたキャッチボールをしていて……。私の心は絶望感でいっぱいでした。いつまで耐えなければいけないのでしょうか? ずっと平穏だったご近所づきあいにも、ふとしたきっかけで深刻なトラブルが起きることがあると知りました。
【私の気持ち】隣の家から苦情「子どものすることなのに……」姉の言葉で目が覚めた
先日お隣さんから家の前の道路でのキャッチボールをとがめられました。野球が好きな子どもたちは「どこにも練習する場所がない」と悲しい思いをしています。子どもの気持ちを思うと「少しくらい良いんじゃないの」と納得いかない気持ちがありました。
姉の家に来ると、近所の子どもたちの遊ぶ音がとても大きく響くことに驚きました。そして私はお隣の奥さんの憔悴した表情を思い出したのです。苦情を言いにくるほど追い詰められていたお隣のご夫婦の気持ちを、私はこれまであまり真剣に考えていなかったかもしれません。
ご近所の皆さんと良好な関係を保てるのは、こちらがルールやマナーを守ってこそ。子どもたちには少し遠くの公園で練習することを提案し、少し面倒ですが私や義両親が毎回付き添うことにしました。子どもの立場だけを考えるとつい「たかがボール遊び」「少しくらいなら」と思いがちですが、これからは客観的な視点も忘れないようにしたいと思います。