ボディメイクで優勝 伊賀・野島さん「いずれは国際大会へ」
アジア最大級のフィットネス団体「APF」が主催するボディメイクコンテストの大阪大会がこのほど開かれ、引き締まった肉体と威勢や格好の良さを表現するフィジークモデルの「ニューカマー」クラスで優勝、同じ「クラス30」で3位に輝いた、三重県伊賀市平野清水のトレーナー、野島和明さん(39)。更なる高みを目指し、来年に向けた準備を始めている。
トレーニングを始めたのは9年前。始めてみると目に見えて変化が表れ、楽しくなってきた。2023年にボディコンテストに参加すると、大阪など4つの地区大会で優勝や上位入賞を果たし、全国大会ではトップ10入りもした。
24年にはフィットネスコンテストを運営する日本最大級の団体「FWJ」の大会で、ローカル部門三重県在住カテゴリで優勝するなどしたが、初めて臨んだAPFの大阪大会では5位となり、悔しかったという。
今年は「上を目指そう」とAPFの大会のみ出場、8月の京都大会で3位入賞した。
背中の筋肉「広背筋」が強く、肩幅の広さ(アウトライン)に定評のある野島さん。10月26日に大阪府藤井寺市であった大阪大会では肩幅をいかに広く見せられるかを意識し、与えられた約3分でのポージングも練習通りで、ニューカマークラス37人中、念願の1位に輝いた。
全国大会への出場権を得たが、「もっと磨きをかけてから臨みたい」と、あえて辞退。今より大きい体で出場できるよう体を作り直し、来年に備えるため、現在は筋量を増やしているという。
「びっくりするような体を大会で見てもらいたいので、毎日励んでいる」と野島さん。「APFは上り詰めると米国で開催の国際大会にも出場できるので、いずれは」と目を輝かせている。