Yahoo! JAPAN

【焼津・ムーチョ】焼津の名産「なまり節」を使ったメキシカンな逸品 カツオのうま味がタコスに合う!

テレしずWasabee

テレしずWasabee わさびー

本格的なメキシコ料理を楽しむことができる「mucho(ムーチョ) メキシカンダイニング」。静岡市から焼津市に移転オープンしました。人気はオリジナルのタコライスですが、焼津に移ったことで「なまり節」のタコスも生まれました。

【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ

焼津とメキシコの意外な融合

焼津港から車で3分の場所にある「mucho(ムーチョ) メキシカンダイニング」。建物の2階が入口です。

muchoメキシカンダイニング(焼津市栄町)

2022年に静岡市から移転して3年目を迎えるムーチョは、本格的なメキシコ料理を提供する店です。

メキシカンテイストな、かわいいロゴ看板が入口にかかっていました。

看板

この店に、純和風な焼津の海の名産品とメキシカンが融合したユニークなメニューがあるのですが、まずは定番人気メニューからチェック。

カラフルな野菜がたっぷりとれるのが「オリジナルタコライス トマト&アボカド(930円)」です。

オリジナルタコライス トマト&アボカド(930円)

このタコライスを店内からスマートフォンなどでモバイルオーダーすると、3%オフの903円になるサービスを実施しています。

カツオの焼津ならではのタコス

自慢のメニューは「作りたて鰹のなまり節タコス(1枚515円)」。

こちらもモバイルオーダーで3%オフ、1枚500円となります。

作りたて鰹のなまり節タコス(1枚515円)
※食材の仕入れ状況によって提供できない場合あり

なんと、焼津の名産品「なまり節」をタコスにトッピングした斬新な逸品です。

トマトベースのサルサソースに唐辛子などを混ぜたサワークリームをかけてあります。

トルティーヤでくるっと巻いて食べてみると、意外にもタコスとなまり節がマッチしておいしいのです。

おやつ感覚で何個もいけそうです。

全国生産の95%「なまり節」とは?

なまり節とは、生のカツオを蒸した後、しっかり水分を抜いて煙でいぶして乾燥させた加工食品です。

なまり節

全国生産の95%が焼津産という焼津の名産品なのです。

煙でいぶすことでカツオのうま味が凝縮され、焼津では古くから親しまれてきました。

ムーチョ 店主・坂田晋也さん
焼津市にある明治創業の老舗「川直」の作りたてのなまり節を仕入れています。焼津市に来て、なまり節を知りました。試食してみてこれだと思い、メキシコ料理に相性がいいと思って使用することにしました

ムーチョ 店主・坂田晋也さん

鮮度抜群のなまり節は手で割いています。

そうすることでふんわりしっとりした食感を保ち、生地と一緒に食べたときに一体感が生まれます。

生地とソースにも工夫が

具材を巻くのはトウモロコシの粉100%で作られた生地、トルティーヤです。

食べるとトウモロコシの風味がしっかり感じられます。

トウモロコシの粉で作る生地「トルティーヤ」

自家製のトルティーヤ生地は毎日お店で手作りしています。

火加減に注意して焼きすぎないことで、しっとりした食感を実現。

具材に使用されているシャキシャキ食感のタマネギとパクチーの風味も抜群です。

タコスに欠かせないソースも自家製のこだわり。

スパイス・唐辛子などを合わせたサワークリームと、トマト・唐辛子などを合わせたサルサソースです。

ムーチョ・坂田晋也さん
メキシコのチポトレという唐辛子を使っています。若干辛さは抑えています

ピリッとしたソースは、日本人の口に合うように辛さを調整しています。

焼津の伝統食材「なまり節」とメキシコ料理の「タコス」。意外な組み合わせが生み出す新しい味わいは、もしかしたらメキシコでも流行するポテンシャルがあるのでは。

焼津を訪れたら、この独創的な逸品を試してみてください。

■店名 mucho メキシカンダイニング
■住所 静岡県焼津市栄町1-8-14 2階
■営業時間 17:00~00:00
■定休 火・水
■問合せ 054-269-4134
■駐車場 なし

【関連記事】

おすすめの記事