昭和×令和 服交換で世代つなぐ 横須賀・上町の路上を舞台にファッションショー
若者支援などを行う(一社)NELDは横須賀市上町で10月12日に実施された「うわまつり」で、路上をランウェイに見立てたファッションショーを開催した。老若男女20人のモデルが個性的な衣装に身を包んだ。
昨年に引き続き2回目の開催。「本格ショーを地域で」という理念のもと、プロのウォーキング講師による歩行指導も事前に実施した。
今回は新たな取り組みとして、「昭和・令和の世代を超えた交流」をメインテーマに据えた。10代の若者と70代以上の高齢者がペアを組み、互いにコーディネートを担当。近隣古着店からの提供のほか、地域内に設けた回収ボックスに寄せられた和服・洋服をワークショップで各自でリメイクし世界に一つだけの作品に仕上げた。
16歳の高校生とペアを組んだ佐藤郁子さん(80)は「和と洋の組み合わせは自分の時代では考えられなかった。素敵なデザインにしてくれてうれしい」と笑顔を見せた。