新潟県の児童虐待相談対応件数、前年度から622件増加し過去最多に
児童相談所における児童虐待相談対応件数の推移 新潟県の報道資料より
新潟県福祉保健部こども家庭課によると、2023年度に県内児童相談所で対応した児童虐待相談対応件数は4,265 件だった。前年度の3,643件から622件増加し、過去最多となった。
同課が3月25日、2023年度の児童虐待相談対応件数についての数字を公表した。
虐待の種類別では、「心理的虐待」が2,412件(56.6%)と最も多く、次いで「身体的虐待」960件(22.5%)、「ネグレクト」863 件(20.2%)、「性的虐待」30件(0.7%)の順となった。
児童の年齢別では、おおむね就学前の「0歳~2歳」と「3歳~6歳」があわせて1,690件(39.6%)だった。なお、「7歳〜12歳」が1,579件(37.0%)、「13歳〜15歳」が620件(14.6%)、「16歳〜18歳」が376件(8.8%)。
主な虐待者別では、「実母」が2,280件(53.5%)と最も多く、次いで「実父」が1,829件(42.9%)の順となった。なお「実父以外の父親」が107件(2.5%)、「実母以外の母親」が26件(0.6%)、「その他」が23件(0.5%)だった。
相談経路は、「警察等」が1,845件(43.3%)と最も多かった。
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