《味噌》は万能!?味噌汁だけじゃない!おすすめ活用法を種類ごとに紹介
調味料の定番である「味噌」。冷蔵庫に常備していても、味噌汁以外では出番がないと思っていませんか?実は、「味噌」の種類はさまざま。それぞれの味噌の個性を上手く活かせば、味噌汁や和食のほか、洋食やスイーツのレパートリーも広がりますよ。今回は、種類ごとの味噌の意外な使い方を、相性の良い食材とあわせてご紹介します!
さまざまな種類と味わいが楽しめる味噌
ひとくくりに味噌といっても、その種類はさまざま。
見た目の色の違いだけでも、大きく3種類に分けられます。
濃い赤褐色をした「赤味噌」は、熟成期間が長くコク深い味わいで、比較的塩気の強いものが多いです。
淡い色合いの「白味噌」は、熟成期間が短くまろやかな甘みがあり、塩分量は比較的控えめ。
白味噌と赤味噌の中間と言える「淡色味噌」は、市販されている味噌の中で最も多く、甘口から辛口まで種類が豊富です。
色以外にも、原料や産地など、細かく分類されています。
それぞれの味噌の個性を知って使い分けることで、料理の幅がグンと広がりますよ!
【赤味噌】深いコクと旨みを加えるならこれ1択!
深いコクや旨みのある赤味噌は、「加熱するほどコクが増す」という特徴を活かすのが◎
カレーやサバの味噌煮などの煮込み料理や、回鍋肉や麻婆豆腐などの中華料理に加えれば、濃厚で奥深い味わいになります。
料理の美味しさを引き立てるほか、素材の臭みを和らげるメリットもあるので、肉や魚を使った料理と相性抜群ですよ。
【白味噌】まろやかな甘さが洋食やスイーツにも相性◎
まろやかな甘みのある白味噌は、自己主張はせずに素材の味を引き立ててくれる名脇役。
シチューやグラタン、クリームパスタなどの洋食に加えれば、まろやかなコクとやさしい甘さが生まれます。
また、パウンドケーキやマフィンなどの生地に加えれば、ほんのり和の風味が広がるスイーツにも!
淡白な味わいの素材と相性が良く、野菜のほか、白身魚やホタテなどの魚介類に合わせるのもおすすめです。
【淡色味噌】どんな料理にも使いやすい万能さが嬉しい♪
塩辛すぎず甘すぎず、香りがさわやかな淡色味噌。
そのクセの少なさゆえ、肉や魚、野菜などさまざまな食材と相性が良いのが特徴です。
幅広い料理に取り入れやすく手に入りやすいので、ひとつ常備しておくといいですよ。
もし作りたいレシピの材料に「味噌」とあれば、まずは淡色味噌を使ってみてください!
毎日の食卓に味噌を活用しよう
色や原料、味わいなど、種類によってさまざまな違いが楽しめる味噌。使い方次第で、和食はもちろん洋食やスイーツまで、料理の幅が広がります。
ぜひ試して、味噌の魅力を存分に楽しんでみてください!
◆ライター / satomi
食べること、作ることが大好きな30代。
夫婦揃って美味しいものに目がなく、週末はごはん屋さんを巡ってあちこち街歩きを楽しんでいます。
家ではハーブや野菜を育てたり、肌荒れ改善のために飲んだ甘酒をきっかけに発酵食の魅力に取り憑かれ、手軽に作れる発酵ごはんや発酵スイーツを日々研究中です。
自分の経験を活かしながら、大好きな食を通じて「美味しいしあわせ」をお届けできれば嬉しいです。
保有資格:オンラインフードクリエイター