昔と今の違いでは違う!思春期の男子が考えていることとは!?【12歳までに知っておきたい男の子のためのおうちでできる性教育】
思春期男子、なにを考えているの?
会話をする回数が減る思春期のころは、親からすると男の子がなにを考えているのかわからないという悩みも多く聞きます。そのころの男の子が考えていることは「エロいことばっかりなんだろう」と思われがちですが、最近の思春期男子はそればかりではないといえそうです。
もちろん個人差があるのですが、性的なことをあまり考えていない、フィクションで暴力的な性表現を目にし、性に対する嫌悪感をもっているという思春期男子もいます。価値観も多様化し、恋愛や性的欲求などが控えめな人が増えてきていたり、将来的に子どもをもちたいと思わない人も増えています。
昔に比べて、世の中には情報が溢れており、ひとりでも楽しめる娯楽が身近に多く存在し、それらを楽しむために多くの時間をさけるようになりました。以前の思春期男子に比べ、性的なことを考える以外の選択肢が増えたということです。
また、小学生や中学生は、学校や習い事など日常が忙しく、スポーツに夢中になっていたり勉強に打ち込んでいたりすると、性的なことまで考えられない場合もあるかもしれません。
思春期男子の考えていること
【出典】『12歳までに知っておきたい男の子のためのおうちでできる性教育』著: 高橋幸子