【三山ひろしのさんさん歩】三山さん大はしゃぎで制御不能!?モノづくりのロマンが詰まった「サーマル工房」
三山さんが大はしゃぎ!試作開発から実証実験を行うモノづくりの工房へ
今回は高知市六泉寺町(ろくせんじちょう)をお散歩する三山さんと川辺アナ。
この日二人が訪れたのは、モノづくりを行う「サーマル工房」。
モノづくりが大好きな三山さんに、「はしゃぎ過ぎたらダメですよ!」と事前に釘を刺す川辺アナ。
どうやら今回は、三山さんのテンションが間違いなく上がる、そんな魅力的な工房のようだ。
サーマル工房の谷村貴一さんにお話を伺う。
工房ではドローンなどの試作開発を行っているということで、まずはドローンの一種であるマルチコプターを拝見!
自らもドローンを所持し、休日には操縦も行う三山さんはマルチコプターに興味津々。
川辺アナに「はしゃぎ過ぎたらダメですよ!」と釘を刺されているが、お構いなしで大はしゃぎ!
テンションが上がってしまって制御不能状態。
製作したマルチコプターは、荷物を運ぶように試作開発されていて、スマホで注文した荷物をデリバリーできるように実証実験中。
特別にカバーを外して機体の内部も見せてもらった。
しかし、テンションが上がり過ぎて制御不能な三山さんは、工房内にある様々な機械に意識が向いている…
特に気になっているのは、三山さんが大好きだという高性能3Dプリンター「Bambu Lab(バンブーラボ)」。
憧れの機械を見て、居ても立っても居られないようだった。
マルチコプターそっちのけで3Dプリンターの製作工程に興味津々な三山さん。
今日の三山さんは誰にも止められそうにない…
サーマル工房の始まりは父が創業したラジコングライダー事業
今ではドローンなどの試作開発を手がけるサーマル工房だが、創業のきっかけは、貴一さんの父・正樹さんが1992年にラジコングライダー事業を始めたことにある。
父・正樹さんが手がけたラジコングライダーを拝見する三山さん。翼幅4mもある巨大な機体に驚く!!
精密に作られたラジコングライダーの操縦席にはパイロットも再現され、細かい部分の作り込みに感動している様子だ。
長年にわたりラジコングライダー事業を継続してきたことで、かつての“ラジコン少年”たちが今や取締役や社長となり、ビジネスパートナーとしてお仕事の依頼をいただくことも多いのだという。
そして今、ドローン需要の高まりと共に、父から息子へと受け継がれる“ものづくりのバトン”が、確かに手渡されようとしている。
操縦もできる!ミニチュア杭打機模型「サイレントパイラー」
モノづくりの技術を活かし、精密な模型の製作にも取り組んでいるサーマル工房。
実は以前、三山さんが訪れた株式会社技研製作所の情報発信基地「RED HILL 1967」に展示されている、杭打機「サイレントパイラー」のミニチュア模型を手がけている。
過去記事:【三山ひろしのさんさん歩 】構想からおよそ半世紀を経て完成!圧入技術の情報発信基地「RED HILL 1967」
完全に再現されたミニチュア模型に三山さんは、またもや大興奮!実際に杭を打てるということで操縦もさせてもらった。
「こりゃいいや〜」と言って、リモコンを離さない三山さん。まるで子供のように操縦を楽しんだ。
さらに製作中の渡船の模型もあるということで、そちらも拝見!
まだ製作途中なので、ミニチュア人形を配置できていないらしく、三山さんがレイアウトを考案。
渡船の窓からお遍路さんを見えるようレイアウトした。
川辺アナ:三山さん、完成しましたか?どんな思いを込めて、作りました?
三山さん:まずこのお遍路さんは、自分の中で整理したいことがあったんですね…もう出航してるわけですけど、後ろを振り返りながら「私の過去はもう振り返らない」と思っているんですよ。
三山さん:渡船の中にいるお姉さんは、「はぁ、今日もバイトか…あんたらぁ楽しそうでえいねぇ」と、他の乗船客を見ている絵です。
模型にミニチュア人形をレイアウトすることで、模型のスケール感が明確になり、ストーリーが生まれるという面白い体験をさせてらもった三山さん。
モノづくりの楽しさを肌で感じられる貴重な時間となった。
試作開発から実証実験、そして販売までを一気通貫で取り組むサーマル工房。
実際に商品化して販売するまでに様々な工程があり、緻密な作業を行うモノづくりの凄さに感服する一日であった。
今回のさんさん歩はここまで!次回の記事をお楽しみに。
サーマル工房
住所: 高知県高知市六泉寺町166
電話: 088-833-8039
情報提供/高知さんさんテレビ
文/さたけゆうや