【駿河区・鳥幸】豪快“富士山盛り”はインパクト大 家族で守る創業50年の焼き鳥店
静岡・駿河区の焼き鳥店「鳥幸」は、創業50年の老舗です。静岡の食材にこだわり、家族で力を合わせて店を守り続けています。50年継ぎ足しの「秘伝のタレ」と「スパイス塩」はどちらも絶品。見た目のインパクト大の焼き鳥盛り合わせが自慢です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ半世紀愛され続ける焼き鳥の名店
静岡市駿河区富士見台にある「鳥幸 富士見台店」。創業50年の老舗です。
半世紀にわたり地元で愛され続ける鳥幸は、現在では市内に2店舗を構えるまでに発展しました。
富士見台店には、野菜ソムリエの資格を持つ二代目の料理を目当てに多くの客が訪れます。
人気メニューの「あげとろら～(2個 380円)」と「久能葉しょうがと豚ねぎまの炙りチーズ焼き鳥(340円)」。
商標登録商品でもある「あげとろら～」はネーミングセンスもバッチリです!
インパクト大 豪快に盛られた焼き鳥は18本!
鳥幸の自慢の逸品は、「濃厚やきとりら～(18本 3700円)」。
焼き鳥が6種類18本、そびえ立つように盛られた、コスパ抜群の人気メニューです。
まずは圧倒されるこのビジュアル。見た目のインパクト大です。
パンチの効いたタレと塩は一度食べたらもう病みつきになる味わい。
まずはタレ味のモモから食べてみてください。
表面はカリッと、中はしっとりしていて、焼き鳥の大きさにも驚きです。
鳥幸 二代目店主・榊原昌史さん：
表面はカリッと焼いて、中はジューシーに仕上げています。焼き鳥1本100gで仕上げています
なんと焼き鳥1本が100gと、かなり食べ応えがあります。
大きくジューシーなお肉に絡む“タレ”も絶品。
鳥幸 二代目・榊原昌史さん：
店を50年続けていますが、父の代から継ぎ足しの秘伝のタレを使用しています。そこにスパイスを加えているので、口に入れた時にパンチを感じられると思います
甘みも塩味もちょうどよく、フルーティーな味わいです。
「豚バラ(タレ)」はあえて薄切り肉を使用し編むように串に刺して、誰でも食べやすく仕上げています。
豚バラは国産を使用、うま味が凝縮しています。そして間に挟まっているネギもビッグサイズです。
タレの次は、塩味です。
「鶏つくね」は子供にも大人気! 鶏モモを使用したつくねはふわふわ食感です。
ピリッとスパイスを感じる塩味もたまりません。
鳥幸 二代目・榊原昌史さん：
塩にもスパイスを使用しています。13種類のスパイスに隠し味で「静岡茶」も加えています
隠し味のお茶が入ることで深みのある味に仕上がっています。
焼き鳥を食べると現れる富士山
数本焼き鳥を食べ進めると、なんと富士山が現れました。これにはびっくりです。
みんなで食べれば盛り上がること間違いなし! まさに静岡ならではのサプライズです。
SNS映え抜群のビジュアルに、写真を撮る人も多いとか。
確かに、これは思わずシャッターを切ってしまいます。
少し焼き鳥を残した状態で写真を撮るのがオススメですよ。
家族で守り続ける味とリーズナブルな価格設定
できるだけ低価格で提供できるように、家族で力を合わせて店を守り続けています。
富士見台店は初代女将の多美江さんと、二代目の榊原昌史さん。
もう一つの店舗「さつき町店」は、初代店主の父・俊英さんと兄の淳也さんが店を切り盛りしています。
家族経営だからこそできるリーズナブルな価格設定と、変わらない味で50年愛され続けてきました。
そして三代目となる、兄の淳也さんの息子・ゆめとさんは、現在東京で修行中とのこと。
いずれ、ゆめとさんにバトンが渡されることでしょう。
こうして代々、味は受け継がれていきます。
子供には無料の賄いサービスもあるなど、家族連れにもうれしいサービスが充実しています。
創業50年の味を守りながら、これからも多くの人に愛される焼き鳥店であり続けることでしょう。
■店名 鳥幸 富士見台店
■住所 静岡市駿河区富士見台1-1-25
■営業時間 17：00～24：00
■定休 月
■問合せ 054-281-1770
■駐車場 9台
