香りで血圧ケア!専門家おすすめのアロマ6選【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】
血圧に働きかけるアロマ
ラベンダー
古代ローマで入浴や消毒に使われていたことから「洗う」というラテン語、lavare(ラヴァーレ)に由来。脳疲労のときに好まれやすいので、一日の終わりに香りを嗅ぐことで頭の疲れを洗い流そう。
主成分:酢酸リナリル
効果:自律神経の安定。鎮静効果。脳疲労をとる。
作用:脳内ホルモン・セロトニンの分泌を促進することで、血圧を安定させる。
サイプレス
ゴッホの名画「糸杉」で有名なサイプレス。ヒノキに似たウッディーな香りで、森林浴をしているような清涼感のある気分が味わえる。体の疲労が強いときに好む人が多い。
主成分:α-ピネン
効果:リラックス効果。血管拡張作用による血圧降下。
作用:副交感神経を刺激してリラックスさせ、血管を拡張させて血圧を落ち着かせる。
ベルガモット
イタリア原産の柑橘類。苦味があるため食用には使われず、アロマのほかオーデコロンや化粧品の香りづけに使用。紅茶のアールグレイは、ベルガモットの香りをつけたもの。
主成分:リモネン
効果:ストレスを和らげ、自律神経を安定。
作用:腎臓機能を元気にする作用があるため、血圧を正常にコントロールしてくれる。
その他のオススメアロマ
イランイラン
「花の中の花」を意味する熱帯地方原産の樹木の香り。神経の興奮を抑え、血圧を下げる効果が期待できる。
ブチグレン
ビターオレンジの枝葉を蒸留した甘酸っぱくてウッディな香り。交感神経を抑制し、セロトニンの分泌を促すことで血圧を安定させる。
マンダリン
インド原産の常緑低木。柑橘系の精油の中でも、特に甘く柔らかい香りが交感神経を鎮静させ、血圧を穏やかにする。
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊
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