わんだふるぷりきゅあ!LIVE2024 FUN☆FUN☆えぼりゅーしょん! ピカピカあふたぬーん公演ライブレポートをお届け! 公演Blu-rayが好評発売中!
TVアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』の音楽ライブイベント「わんだふるぷりきゅあ!LIVE2024 FUN☆FUN☆えぼりゅーしょん!」が、10月12日(土)、 KT Zepp Yokohamaにて開催。合わせて、ライブ生配信/アーカイブ配信も行われました。
キャスト&シンガーでお届けする毎年恒例の“プリキュアライブ”ですが、今年はホールから場所を変えて、ライブハウスを舞台に。プリキュアライブにおけるスタンディング有りの公演は『HUGっと!プリキュアLIVE2018 ライブ・フォー・ユー!!』以来となります。
出演者は長縄まりあさん(キュアワンダフル/犬飼こむぎ役)、種﨑敦美さん(キュアフレンディ/犬飼いろは役)、松田颯水さん(キュアニャミー/猫屋敷ユキ役)、上田麗奈さん(キュアリリアン/猫屋敷まゆ役)、吉武千颯さん(オープニング主題歌歌手)、石井あみさん(エンディング主題歌歌手)、後本萌葉さん(エンディング主題歌歌手)、Machicoさん(歴代プリキュア歌手)、北川理恵さん(歴代プリキュア歌手)です。
アニメイトタイムズでは、「わんぷりライブ」に向けて、出演者によるリレーインタビューをつないできました。そしていよいよ迎えた当日。“ピカピカ太陽”の下、小さなお子さんから大人まで幅広い年齢層の観客が集まり、一緒に遊ぶその時をいまかいまかと待っていました。本稿では「ピカピカあふたぬーん公演」(昼公演)を中心に、当日の模様をお伝えします。
【写真】わんぷりライブ2024 ピカピカあふたぬーん公演レポート
前説動画でテンション高まる
2023年に20周年という節目を迎えた『プリキュア』。『わんだふるぷりきゅあ!』は、21年目ならではの新しさに満ちた物語となっていますが、それは今回のライブも同様。プリキュアライブでは珍しい、ライブハウスでの公演。
さらにライブ前にマーベラスYoutubeチャンネルにて「プリキュアシンガースペシャル前説動画」を、ライブ後には『わんぷり』主題歌シンガーである3人(石井さん、後本さん、吉武さん)によるウォッチパーティーを公開と、はじめての試みがたくさんありました。なお、ウォッチパーティーでは、ライブの舞台裏のエピソードなどが明かされ、ファンにとってたまらない時間となりました。
一方、前説動画ではライブに対する意気込みや、楽しみにしていて欲しいところ、ペンライトのカラーなどについてアナウンス。そして「全力でパフォーマンスしていきますので、みんなのキズナがevolution!!していくような時間にしていきましょう!」などと呼びかけ、ライブ前の視聴者の気持ちを高めていきます。トキメキの準備はバッチリ。配信を見ている人、フロアにいる人、それぞれわくわくモードのスイッチが入った状態で、ライブはスタート。
〈大好き止まらない! わんだふるぷりきゅあ!〉の冒頭の一言で紗幕が落ち、吉武千颯さんをはじめとしたプリキュアシンガーの姿が。ワンフレーズみんなで歌うと、吉武さんが「ピカピカあふたぬーん公演、はじまるよ〜!」と叫びステージ中央に。そのままオープニング主題歌「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」を歌唱し、ライブハウスならではの一体感で“ココロはしゃぐわんだふる!”なステージを見せていきます。昼公演ということで、小さなプリキュアたちの姿もたくさん! 周囲の人たちのまなざしもとても温かく、会場全体が愛と笑顔で満たされていました。
次曲からは『ボーカルアルバム ~We are わんだふる!!!!~』に収録されたキャラクターソングやイメージソングを披露する時間に。毎年事前に公開される、出演者のカラーに合わせてペンライトが光ります。
まずはキュアワンダフル/犬飼こむぎ役・長縄まりあさんがこむぎとしてステージにイン。「わんだふるぷりきゅあ!ライブ、はじまったよ〜!今日1日楽しんでいこうね〜!」と叫ぶと、チアフルな「わんだふる♡わお」を歌唱。こむぎそのもののような手の動きもとってもキュートで、モニターには肉球がたくさん描かれていました。
曲の終盤に、相方であるキュアフレンディ/犬飼いろは役・種﨑敦美さんがステージに登場。ふたりで「わんだふる♡わお」を一緒に“ワン”フレーズ歌ったところで、いろはのキャラクターソング「Chattin' Now!」へ。元気いっぱいな「Chattin' Now!」は、〈世界中の動物(いのち)としゃべりたい 〉〈ききたい、あなたの声〉という、いろはならではの言葉や明るさが心に響きます。また、言葉が入っていない吹き出しや、〈イェイイェイ〉という言葉がモニターに表れるのもこの曲ならでは。冒頭とラストの掛け声を長縄さんが掛け合い、2階にいる子どもたちからも「かわいい!」という声が上がっていました。そして「みんな〜楽しいね!」「このあとも楽しんでいこうね!」とふたりで呼びかけて、種﨑さんが長縄さんの手を引きバックステージへ。お揃いのブレスレットが光っていました。
入れ替わる形でステージ上段から登場したのは、桜色のふわっとしたドレスに身を包んだ後本さん。ステージを歩きながら「ASOBO♪OSANPO」を表情豊かに歌います。ミュージカルのような演出で、感情豊かに表情が変わる姿や、落ちサビでの手招きするしぐさも愛らしく、観客の心を惹きつけました。
ガラリと雰囲気を変えたのは、キュアニャミー/猫屋敷ユキ役・松田颯水さんのパフォーマンス。ステージ上段から紫色のライトを背中に浴びつつ、ミラーボールがくるくるとまわる中で、「ほわいとDestiny」を披露します。プリキュアライブの特色のひとつに、ダンサーたちによる色とりどりのパフォーマンスがありますが、「ほわいとDestiny」では、ダンサーのバレリーナのようなダンサーの動きも印象的でした。
まゆとの出会いのシーンの映像を挟み、〈世界であなたひとりよ〉と微笑みながら目の前に手を差し伸べる松田さん。その瞬間、下手側にキュアリリアン/猫屋敷まゆ役・上田麗奈さんが登場します。そして、温かな眼差しをユキへ送りながら、まゆの曲「まごころ+INSPIRATI☆N」が始まりました。ユキへの想いや、優しく育まれた想いをひだまりのような歌声で届けました。
間髪入れず、ステージ後方から登場したのは石井あみさん。その眩しい瞬間を焼き付けるようにフロアをじっと見つめて、『わんぷり』イメージソング「Wonderful Smile」をエモーショナルに歌唱します。モニターには歌詞が表れ、観客も噛みしめるように歌の世界に浸りました。
ラストスパートではキャスト陣に加えて、『わんぷり』シンガーの吉武さん、後本さんがステージに登場。吉武さんが「皆さん、楽しんでますか〜? 盛り上がってますか〜?」と問いかけると、大きな声援が返ってきました。ここで、改めてそれぞれ自己紹介。
「みんな、こんにちはーー!」と手を振る吉武さん。『わんぷり』オープニング主題歌を歌っていることを伝えて「ライブがはじまってから、みんなの楽しい想いがいっぱいいっぱい伝わってきて、とっても嬉しいです! 最後まで一緒に楽しんでいきましょう、よろしくお願いします!」と声を弾ませました。
続いては『わんぷり』エンディング主題歌担当の後本さん。「みんなとお友だちになること、それが今日の私の目標です。ちょっと嫌だよって人、いますか? いないね!(笑)やるぞっ!よろしくお願いします!」と気合十分です。
マイクは、後本さんと一緒に『わんぷり』エンディング主題歌を歌っている石井さんへ。「みんな会いたかったよ〜! 嬉しい〜! みんなのパワーがすでにたくさん伝わってきてます! もっと想いを届けてもらえますか? 会場にいる皆さんも、配信をご覧の皆さんも、一緒に楽しんでいきましょう!」。
次は声優キャスト陣の番。それぞれの“名乗り”にフロアのみならず、ステージにいるシンガーからも声が上がりました。
まずは、キュアワンダフル/犬飼こむぎ役・長縄さんが「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! いっしょに遊ぼ♪」と、その人懐っこい声で沸かします。「『わんぷり』愛に溢れている皆さんとこの空間にいられて、とってもとっても嬉しいです。『わんぷり』らしい、素敵なライブになるようにがんばります! 皆さんついてきてくれますかね?(歓声) ありがとうございます! がんばります!」。
キュアフレンディ/犬飼いろは役・種﨑さんも「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」とまっすぐな声を響かせます。その直後の地声とのギャップに、客席からは驚きの声が。幅広い声色を持つ種﨑さんならではです。種﨑さんは長縄さんのあまりの可愛さに悶えつつ、「ワンダフルが歌っているとき、袖で泣きそうになっちゃって。“歌ってる、頑張ってる!”って。こんな最高な時間がまだまだ続きます。最後まで盛り上がっていきましょう!」と呼びかけました。
「気高くかわいくきらめく世界!キュアニャミー! 仕方ない、構ってあげる」と高貴に言い放ったのは、キュアニャミー/猫屋敷ユキ役・松田さん。松田さんが“なあに?”“構って〜!”のコール&レスポンスをやってみたい!とお願いすると、客席から大きな声が(笑)。満足そうな表情で「仕方ない、構ってあげる」と伝えました。
優しい声色で「結んで紡いでつながる世界!キュアリリアン!こわくない、こわくない」と語りかけて会場を温かな雰囲気にしたのは、キュアリリアン/猫屋敷まゆ役の上田さん。「ここにいるみ〜んなの心を音楽を通してつなげていけたらいいなと思っています。ぜひ楽しんでいきましょう!」と結びました。
今回は『わんだふるぷりきゅあ!』の声優キャスト、シンガー全員揃う、はじめてのステージ。それについて長縄さんが言及すると、吉武さんが「そうなんです! 皆さんにやっとお会いできて私たちも嬉しいです! (名乗りを聞いて)ステージ上でも崩れかけてしまいました。リハーサルの時から、皆さんと同じ気持ちです(笑)。嬉しくてうれしくて。もっと一緒にいたいという気持ちがすでに溢れていますが、ここからさらに楽しんでいきたいと思います!」と話しました。
声優キャスト陣の披露したキャラクターソングの話題に移ると、石井さんは「かわいすぎて素敵すぎました! もう(胸が)ざわざわしちゃって!」と興奮気味。後本さんも「尊かった!」と大きな目を輝かせます。
そのコメントを受けて、長縄さんは「はじまるまでは今日歌えるのかな、心配だ〜と思っていたんです。でも、いざこむぎ/ワンダフルとして、皆さんの前に立たせていただいたら、アフレコをしている時みたいにテンションがグッと上がって今日ワンダフルになれているなと実感できました! とってもとっても素敵な、はじめての経験をありがとうございます、という気持ちです!」と、素直な気持ちを明かしました。そんな長縄さんの姿を感慨深げに見守る種﨑さん。
種﨑さんは会場に来る前に『わんぷり』の第1話「はじまりは「わんだふる!」」を見たそう。だからこそ、歌っている姿にグッとくるものがあったそうで「まさに〈ききたい、あなたの声〉でした」と、「Chattin' Now!」のフレーズを贈りました。
一方、猫組の松田さんと上田さんもステージを振り返りながら、思いの丈を伝え合います。「美しかったよ!」(松田さん)、「こちらのセリフだよ」(上田さん)。また、松田さんは自身の曲を披露している時、曲の雰囲気に合わせて、客席が静かになったことが印象的だったそう。「(それまで)大騒ぎしていたから、あんなに静かに聴けるのね!って(笑)。それが……なんやろ。『わんぷり』の中にいろいろなカラーがあることを感じて。大きな声で元気になる時もあれば、ニャミーさんのときのように、ゆっくりと聴いてくれる時間もある。それを肌で感じることができました」と伝えました。
上田さんは頷きながら「皆さんからいただくエネルギーがすっごく大きくって。最初はユキのことを思って、あなたの笑顔が見たい。一緒なら強くなれる、という気持ちで歌っていこうと思っていたんですけど……歌っている中、皆さんが熱い視線を向けてくれて、楽しんでくれることが伝わってきました。それで、ユキだけじゃなくてみ〜んなに笑顔を届けたいし、みんなと一緒だったら強くなれるんだなと思いました」とにっこり。
その話を聞きながら自然と笑みがこぼれる吉武さん。そして、ここから『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』の曲を披露すること、このあと歴代シンガーのMachicoさんと北川理恵さんがステージに登場することを伝え、「最後まで全力に、“わんだふる”に楽しんでいきましょう!」とアナウンスしました。
『魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜』新オープニング主題歌披露!
中盤戦は『わんぷり』の主題歌を歌う3人(石井あみ・後本萌葉・吉武千颯)による「わんだフル・わんデイ」からスタート。初披露となるキュートな振り付けにも釘付けとなりました。
曲のクライマックスには後方からMachicoさんが登場。『映画プリキュアオールスターズF』オープニングテーマ「For “F”」(石井あみ、 Machico)へと、シームレスにつないでいきます。
お互いに目を合わせながら、エネルギッシュなツインボーカルで魅了すると「ありがとう、まだまだ盛り上がっていきましょう!」と石井さん。その勢いのまま「ひろがるスカイ!プリキュア 〜Hero Girls〜」(『ひろがるスカイ!プリキュア』オープニング主題歌)に突入。爽やかなだけではない、優しさや愛を感じる歌声を空高く響かせました。
と、ここで会場が文字通り〈ハチャメチャ大混乱〉で〈劇的大興奮〉に。なんと北川理恵さんが魔法学校の制服姿で登場。
「みんなただいま〜! 『魔法つかいプリキュア!』だよ〜!」と『魔法つかいプリキュア!』のオープニング主題歌「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!」(TVサイズ)を披露すると……なんと『魔法つかいプリキュア!!〜MIRAI DAYS〜』オープニング主題歌「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!!Part3〜MIRAI DAYS〜」をフルサイズ(!)で初披露。披露した瞬間はもちろん、2番に入った瞬間もフロアからどよめきが起きていました。「みんな見て! 私今飛んでるの!」と、ほうきに乗っている風のパフォーマンスでもフロアを盛り上げました(夜公演では、「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!Part2」が披露されています)。
ちなみに、ウォッチパーティー!によると、リハでも同じようにパフォーマンスしていたそうで、「本番でもやってください!」と一同でお願いしたんだそう。その後、北川さんと入れ替わりで登場した『わんぷり』シンガー陣。北川さんのステージを見た後本さんは、その感想を伝えようとすると涙ぐんで言葉に詰まってしまいました。
代わりにマイクを取った吉武さん。「萌ちゃんが涙してしまうくらい、私たちも胸がときめきました。理恵さんの歌い方が、Part3では大人っぽくなっていたように感じました」としみじみと話し、3人でここまでのライブを和気あいあいと振り返りました。そして「ここからもまだまだいっぱい曲をお届けしていきますので、引き続き楽しんでいただければなと思います。ではみんな!CLAPの用意はいいかな?」とアジテート。
吉武さんを囲む形で、衣装を変えた北川さん、Machicoさんが佇み、はじまったのはもちろん「CLAP & CHANT!~アイノウタ~」。『トロピカル〜ジュ!プリキュア』のイメージソングで、今ではライブで欠かせない存在となった「CLAP!~勇気を鳴らせ~」の新アレンジです。クラップだけでなくシンガロングパートもたっぷりと盛り込まれ、会場全体がひとつになって盛り上がる様子は、神々しさすら感じさせるほど。そして、みんなで歌えることの喜びを噛み締めている3人の姿も印象的でした(夜の部のMCでは3人で歌えた喜びを改めてシェア。吉武さんが涙を流す一幕も)。
この曲をきっかけに、仲間と一緒に歌い紡ぐ曲が続きます。『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!』挿入歌「大好きのキズナ」(石井あみ、北川理恵)、『わんぷり』後期エンディング主題歌「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」(石井あみ&後本萌葉)のTVサイズと、温かなハーモニーが包み込みました。こうしたセットリストも、パートナーとの絆を描く『わんぷり』ならではかもしれません。また、このブロックでは北川さん、Machicoさんが改めて自己紹介する時間も。
Machicoさん「歴代いろいろな楽曲を歌わせてもらっています、Machicoです! 私のカラーであるRedを光らせてくれて嬉しいです。ここにくるまで、2曲歌わせていただきましたが、みんなのわんだふるな笑顔が見られて、めちゃくちゃ楽しんでおります。ひきつづきよろしくお願いします!」
北川さん「「Dokkin◇魔法つかいプリキュア!!Part3〜MIRAI DAYS〜」を披露させていただきました。衣装、皆さん覚えていましたか?(たくさん手が上がり)ありがとうございます! あの衣装を着たのは約8年前。またあの衣装を着て、主題歌を歌わせていただけて、とても嬉しく思います。皆さんがものすごく盛り上がってくださって! 2番にいった時もまた盛り上がってくれて、とってもわんだふるな気持ちです!」
ふたりのコメントを聞き「ふたりの登場を心待ちにしていました! 私も、そしてみんなも!」と客席に向かって手を広げて吉武さん。Machicoさんは『まほプリ』主題歌を聴いて後本さんが涙したことについて触れ「『プリキュア』の思い出が楽曲を通して伝わってきて、バッとそのシリーズに戻ってこられる。『プリキュア』のライブならではだなって」と、その想いを語りました。
北川さんは「はじめてプリキュアライブのオープニングを飾った千颯ちゃんは、どんな想いだったのか聞きたい!」と興味津々の様子。吉武さんは「もうね、バックバクよ!」と直球の返事(笑)。アニメイトタイムズのリレーインタビューでもその心境を明かしてくれていた吉武さん。「でも(プリキュアシンガーの)皆さんの顔を見たら大丈夫だって。で、幕が落ちたらみんながいて! 本当に今皆さんのおかげで、すっごく楽しい!」と満面の笑み。それを聞いて、客席からも歓声が上がりました。
その吉武さんが後半、一層場を引っ張っていきました。『ひろプリ』のイメージソング「Daybreak song」(石井あみ、北川理恵、Machico、吉武千颯)、『映画プリキュアオールスターズF』挿入歌「All for one Forever」(吉武千颯、北川理恵、Machico)と熱い絆を感じさせる『ひろプリ』の二大ロックナンバーで撃ち抜きます。「All for one Forever」は吉武さんを中心に、Machicoさん、北川さんとトライアングルになる形で息ぴったりのパフォーマンスを展開。
そしてそのまま、石井さんと吉武さんで『ひろプリ』前期エンデイング主題歌「ヒロガリズム」を歌唱(夜公演では『ひろプリ』後期エンディング主題歌「Dear Shine Sky」を。
『わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー!ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!』エンディング主題歌「Happy≒Future」(後本萌葉、吉武千颯)は、物語性を帯びたダンスも印象的(特に〈ヒザのまわりガクガクする〉の振り付けがかわいい)。会場モニター&配信用映像は、ピクニックにいったかのようなイラストを縁に使用し、最後には虹がかかっていました。
ここで舞台が一瞬転換、マイクが5本、ステージ前方に半円状に並んだかと思うと、Machicoさんの歌うバラード「やくそく」を(『映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』エンディング主題歌)プリキュアシンガー全員で届けます。しっとりと、でも力強く、まるで手をつなぐように、声をつなげていく5人。最後は指切りするかのように小指を前に出しました。
曲を終えると大きな拍手が沸き起こります。その様子を見て感慨深げにMachicoさん。「『ヒープリ』の時はコロナ禍ということもあって、お友だちのみんなと『ヒープリ』の曲をシェアする場所が少なかったんですが……ありがたいことに、この「やくそく」はいろいろな場所で歌わせていただき、今日はシンガーズ5人で、心を、歌声を合わせて歌うことができたので、すごくすごく幸せです!」。北川さんも「私たちが仲良いのも伝わりました?」と問いかけると、客席から拍手が。「“We are one team”ってことですか?」と後本さん。プリキュアシンガーの“仲良しキズナ”は音楽を通じて、ますます進化中の様子です。
そのメンバーで、今度は新アンサムソングの「Wonder Flowers プリキュア」を披露。直前に行われたCLAP練習の成果もあって、観客の手拍子が見事に揃い、会場全体が一体となった盛り上がりを見せました。
クライマックスでは、こむぎたちの「Hello・Bow・Mew 〜We are わんだふる!!!!〜」(長縄まりあ、種﨑敦美、松田颯水、上田麗奈)、シンガー陣で後期エンディング主題歌「しあわせえぼりゅ〜しょん♡~こむぎ&いろはVer.~」(夜は~ユキ&まゆVer.~)をそれぞれ届け、わんだふるな時間を過ごしました。
わんぷりライブのクライマックス 出演者が想いを伝える
すぐさま起こったコールにはお子さんたちも参戦。その声に応えて、出演者全員がふたたび登壇しました。ここで全員挨拶。
Machicoさん「ありがたいことにプリキュアライブには数年間連続で出演させてもらっています。今日、このわんぷりライブがどんなわんだふるな空間になるのか、ずっとワクワクしていましたが、皆さんの声のおかげで、とってもわんだふるなライブになりました! 私の衣装も、とってもわんだふるになっておりました! シリーズのモチーフを盛り込んだ衣装を着られるので楽しみにしています。歴代歌手として、『わんぷり』のみんなと一緒にステージに立つことができて、『わんぷり』への、そして歴代の『プリキュア』への愛を感じながら、みんなへお歌を届けることができました。これからも、『プリキュア』を愛してもらえたらと思います!」
北川さん「『わんぷり』の声優の皆さんたちがテレビから抜け出てきたかのような温かさで、この空間に一緒にいられたことで、優しい気持ちが増したように感じています。皆さんもそうなんじゃないかなって。『わんぷり』の今後をもっともっと、応援していきたいなという気持ちにもなりました。『魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~』のPart3を歌わせていただけたことも、皆さんが盛り上がってくれることも、泣けてしまうくらい嬉しかったです。萌葉じゃないけれど(笑)。スタッフさんのおかげもあって、“つながり”を感じられるライブになりました」
石井さん「ずっとずっと前から、わんぷりライブを楽しみにしていました。声優の皆さん、プリキュアシンガーのみんな、会場・配信の皆さんとわんだふるな時間を過ごせて、本当に本当に嬉しくて、大好きな気持ちが溢れました。これがわんだふるなんだなって。皆さんの想いを届けられたことも嬉しかったですし、皆さんからも想いが伝わってきて、幸せがエボリューションした時間でした。ありがとうございました!」
後本さん「本当に楽しかったです! 大好きな先輩方と一緒に、声優さんたちと一緒にプリキュアライブに立てたことがすごく嬉しくて! そして『プリキュア』が大好きという気持ちを全身で表現してくださる、心の温かい皆さまとわんだふるな時間を過ごすことができて、仲良くなれたかな……?って思います! 同じわんだふるな時間を過ごした仲間だぞっ、マブダチだ! これからもマブとして、楽しい時間を過ごしたいなと思っています。また遊びましょう!」
上田さん「ステージ裏で、うるうるしながら『わんぷり』の曲、歴代の曲を聴かせていただきました。皆さんの表情やお声から、温かい真心のような想いが伝わってきました。(観客を見て)今日お会いできて嬉しかったです。今日のライブを経て、大切な存在への、大好きな気持ちを抱えて、気を付けて、おうちに帰っていただけたらと思います」
松田さん「実は急遽我らキャスト陣は(ライブ前に)円陣を組んだんです。“みんな元気で、みんな なかよし! う〜わんだふる~!”って。今日は裏で後本さんとハイタッチさせてもらったり、手を振ったりして、ちょっとずつ繋がっていくのを感じました。今日だけで幸せをもらいました。みんなにもこの幸せが届いているといいなって思いました!」
種﨑さん「今日が来るのをほんっとに楽しみにしていて。なんて温かい空間なんだと、全部言葉で伝えられないくらい、ありがとうの気持ちでいっぱいです。みんな元気で、みんななかよしで、本当にわんだふる。皆さん最高です! 言いたいことはいっぱいあるんですけど、皆さんでこれをやってもらってもいいですか? (コール&レスポンスで)“みんな元気で、みんな なかよし! う〜わんだふる~!” ありがとうございました!」
長縄さん「楽屋で待っている時に(プリキュアシンガー)の皆さんの曲を聴いて、涙を流しておりまして……。力強くて、なのに、笑顔いっぱいで、かわいくて。見ているだけで元気いっぱいになる歌をたくさん歌っていらっしゃって。なんて素敵なんだろうって。でも今泣いてしまったらメイク直しが大変になってしまうと思って、こらえて、でも涙を流しているあっちゃん(種﨑さん)もいて。見ているだけでとってもとってもパワーをいただき、これがプリキュアなんだなと改めて感じました。尊敬の気持ちを伝えたいです! アーティストさんたちの汗やキラキラ笑顔、力強い歌声、元気。そして、(ファンの)皆さんの笑顔!! 皆さんがいてくれるからこそだなと改めて感じました。これが、わんだふる〜!」
皆さんの言葉を聞きながら、頷いたり、笑顔を見せたりしていた吉武さんが、最後にメッセージ。
「今日はみんなありがとうございます! わんだふるな時間に、にゃんだふるな時間になりましたか? み〜んなのなかよしがたくさん伝わったんじゃないかなってライブをしながら感じておりました。声優の皆さんと、今まで一緒に歩んできたシンガーのみんなと、いつも応援してくださって、歌って踊ってくださっているお友だちと一緒に今日という日を迎えることができて。それまでは、そわそわわくわくドキドキした毎日を過ごしていたんですけども、みんなのお顔を見た瞬間に、その気持ちが全部“わんだふる”に変わるくらい、楽しい時間を過ごせました。引き続き『わんだふるぷりきゅあ!』の音楽、プリキュアソングをいっぱい聴いてもらって、これからも一緒に歌って踊っていただけると嬉しいです!」
『プリキュア』への大きな愛をひとつにまとめるかのように、アンコールは全員で「FUN☆FUN☆わんだふるDAYS!」を。ステージ上で出演者たちがワチャワチャとする場面では客席から思わず声が漏れます。また、映像上でカラフルな光の粒子が舞い、ステージ全体がきらめきに包まれていましたが、何より眩しかったのは出演者、そしてファンの皆さんの笑顔そのものだったように感じました。
ライブ終了後、プリキュアに変身したお子さんから「楽しかったー!」「かわいかった」という声が上がっていました。この日のライブが“人生初のライブ”や、初の音楽体験になったお子さんも多かったのではないでしょうか。きっと、忘れられない思い出になったはずです。また、夜の部ではプリキュアライブに欠かせない、ダンサー4名を紹介。また、上田さんからMachicoさんに愛を伝えたMCも、とても印象的でした。
なお、トキメキないと公演の本編をまるっと収録したBlu-rayが好評発売中!
[文・逆井マリ]