ウエルシア薬局がクーリングシェルター設置 相模原市内で2回目、地域に根差した熱中症対策
ドラッグストアチェーンのウエルシア薬局は、地域住民の熱中症対策として自治体指定の「クーリングシェルター」を設置している。
自治体指定のクーリングシェルターとは、環境省が運用する熱中症特別警戒情報期間(2025年は4月23日から10月22日(水)まで)に熱中症特別警戒アラートが発令された際、暑さから避難できるよう市民に開放される場所のこと。
営業時間内ならいつでも利用可能
同社では営業時間内であれば特別警戒アラートの発令に関わらず、常時利用できる。ドラッグストア内スペースの開放、熱中症予防啓発のポスター掲示のほか熱中症対策アンバサダーの資格を持つ社員が、熱中症予防に関する相談や啓発活動を行う。
同社が会社としてクーリングシェルター事業に参加するのは今年で3年目、相模原市内では2回目。市内の12店舗で実施中だ。
同社の担当者は「地域社会の未病改善・予防といった健康増進に貢献することを目指しており、酷暑における熱中症対策にも取り組み、熱中症被害の減少に努める」としている。