建設業協会 三川合流点で草刈り ボランティアで美化貢献
(一社)神奈川県建設業協会県央支部が3月4日、厚木市厚木町地内の相模川等三川合流点付近の河川堤防で草刈りボランティアを実施した。当日は会員ら約50人が参加し、地域住民と協力して作業を行った。
作業場所となった三川合流点付近は、市民の憩いの場として親しまれている一方、雑草の繁茂が景観を損ねているだけでなく、火災の原因となることが懸念されていたという。地域住民からは、高齢化などの理由で草刈りの実施が難しいという声が上がっており、要請を受けた同協会が草刈りに協力した。
草刈りは、春の火災予防運動(3月1日〜7日)の期間中であることや、お花見シーズンを前に地域住民が安心して河川敷を利用できるよう実施。同支部の会員が刈払い機や車両、重機を持ち込んで早朝から作業を始め、手際よく草を刈り取り集草、重機によるダンプへの積み込みまで行った。
河川を管理する厚木土木事務所は、周辺の草刈りを定期的に実施する方向で調整しているという。同協会は「今後も地域貢献活動に積極的に取り組んでいきたい」と話した。