【西武】西川愛也選手インタビュー 東京ドームでの特大ホームランは「タイミングと打つポイントがよかった」
7月4日放送のライオンズナイターでは、ピックアップライオンズで埼玉西武ライオンズの西川愛也選手にインタビューした模様を放送した。東京ドームでのソフトバンク戦(7月2日、13回戦)で放った特大ホームランの手応えについて訊いた。
――一昨日のソフトバンク戦(7月2日、13回戦)での3打席目、有原航平投手から打ったホームランはライトスタンド2階席まで飛んでいきました。1球目は内角低めのスライダーを打ちにいってファウルでしたが、初球から変化球を狙っていたのでしょうか?
西川「真っ直ぐを待っていて、そのなかで変化球に対応していく気持ちで打席に立ちました」
――2球目は内角低めの真っ直ぐ、3球目は外角低めのチェンジアップのボール球を見極めました。よく振らずに我慢できましたね。
西川「そうですね。我慢がそのあとのいい結果に繋がったと思います」
――4球目の真ん中にきたチェンジアップをホームランにしましたが、西川選手はどのようなことを思い描いてスイングをしましたか?
西川「1アウト、ランナー1塁の場面で、1、2塁間を抜くヒットをイメージしながら打席に立ちました」
――ずいぶんと打球が上がりましたね。
西川「そうですね。思ったより打球が上がりました(笑)」
――昨シーズンの8月にプロ初ホームランを放った時は、ヒットの延長線上という話になっていましたが、約1年ぶりに放ったプロ2本目のホームランはすごく飛距離を伸ばしました。西川選手がそれだけパワーアップしたということですか?
西川「そんな急激には変わらないと思うので、タイミングと打つポイントがよかっただけかと思います」
――打つポイントが少し前だったんですか?
西川「前というよりも、少し手が伸びて打球が1番飛びやすいゾーンで当たってくれたので、よりいっそう打球が飛んだんじゃないかなと思います」
――先週水曜日の日本ハム戦(6月26日、9回戦)で、杉浦稔大投手からライト線への打球を放ちましたが惜しくもファウルでした。そして同じような打球を一昨日の1打席目でも放ち、今度は二塁打にしました。先週と比べて少し打ち方を変えたりしましたか?
西川「打ち方は変えていないですね。今の課題としては、タイミングを合わせることが1番大事だと思っています」
――2打席目は空振り三振でしたが、5球連続でファウルを打って粘りました。この粘りは3打席目のホームランにどう関わっていきましたか?
西川「2打席目の粘りは僕のなかではいいボールの見え方での三振で、3打席目もボール球を見極めて甘いコースの球を打ちにいけたので、2打席目は重要な打席だったかなと思います」
――4打席目はロベルト・オスナ投手の初球を積極的に打ちにいって低い弾道のライトフライでしたが、惜しい当たりでしたね。
西川「そうですね。真っ直ぐの勢いが強くて詰まってしまいましたけど」
――タイミング的にはどうでしたか?
西川「僕が思っていたイメージよりも少し真っ直ぐに詰まってしまい、フェンス手前までしか打球が飛ばなかったですね」
――一昨日の4打席というのはとても濃厚な内容でしたね。
西川「僕のなかでもよかったと思います」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー