【福岡市・薬院】サムギョプサルも辛鍋も本場以上(⁉︎)と噂の韓国料理店
サムギョプサルにチヂミ、チゲ鍋……思い出すと猛烈に恋しくなる韓国料理。夏の暑さに疲れ果て元気を出したい今、韓国料理がぴったり、と思い立ち、今回は高宮通りで夜な夜な賑わっている「空とぶ豚 薬院」にお邪魔してきました。
K-POPが流れる店内に入ると、おのずとテンションが上がってしまいますね。入口付近にはテーブル席が並び、奥には掘りごたつ席があり家族連れにも良さそうです。掘りごたつ席は個室として貸切も可能で、平日は16〜24名、金・土・日曜は18〜24名、どちらも料理、ドリンク込み80000円以上の利用で予約できます。オーナーのキム・スンヘさんは、学生時代に福岡に来たことを縁に、素材にこだわる韓国料理店「空とぶ豚」をオープンして12年目。韓国からのお客や現地を訪れたお客にも「本場より美味しい!」と評判という3つのメニューを教えてもらいました。
まず1品目の「サムギョプサル」(1人前1280円/注文2人前~)は、分厚くカットした糸島産豚肉を味わえます。こちらでは焼くのは完全にスタッフさんにおまかせしましょう。まず豚肉をたてにして、皮の面を下にしてジューっと焼くのが「空とぶ豚」流で、「こうすると余分な脂が鉄板に落ちるんです」とキムさんはにっこり。サンチュで巻いて食べると、豚肉の甘〜い脂と青唐辛子の辛味、キムチの酸味のハーモニーに思わず悶絶! 豚肉の表面がカリッと焼きあがっているから、脂っこくなくさっぱりといただけます。
今回、絶対に食べたかった「辛い釜山ナッチポック」(1人前980円(2人前から)も注文しました。港町・釜山の名物である「ナッチポック」は、「ナッチ(テナガダコ)」を「ポック(炒める)」という鍋料理で、ぷりっぷりの弾力で噛むたびに濃い旨味が溢れ出す韓国のテナガタコを使用しているのがポイントです。また声を大にしてお伝えしたいのがトッピングの「モツ」(780円)の美味しさ。なんでももつ鍋の有名店から紹介してもらった上質なモツを使っているそうです。
食欲をそそる香り高いスープは、ニンニクやアサリに韓国のコチュジャンを数種ブレンドして合わせていて、奥深い辛さがやみつきになります。おかげでエビや春雨、タマネギなどの具材もスルリと入ってしまいました。
また「チーズチヂミ」(780円)も頼んで大正解! たっぷり入った甘めのチーズが辛い鍋の間に味わうとちょうどいいのです。ほかにも「海鮮チヂミ」や「青唐チヂミ」などもありますが、迷ったら2つの具材を合わせるコラボチヂミにすることもできますよ。豚肉でスタミナをたっぷり補給して、辛い鍋で汗をかいて気分もさっぱり。明日からの活力をしっかりチャージできました。
※価格はすべて税別
空とぶ豚 薬院
福岡市中央区薬院3-11-30エステート・モア薬院通り1F
092-521-8181