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【ミキティさんのお悩み相談】義母の金遣いの荒さを変えるのは難しい?子どもに離婚理由をどう伝える?

ママスタセレクト

タレントである藤本美貴さんのYouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」。視聴者から寄せられた相談に回答する大人気企画から生まれた単行本『ミキティ語録 前しか見ない』が、先日発売されました。 ママスタセレクトではそのタイミングに合わせ、ミキティさんのお悩み相談室を開催中です。読者のママたちから届いたお悩みに、今回はどんな回答をしてくれるのでしょうか?

お悩み:「義母の金遣いの荒さにイライラ。どうすればいい?」

『義母はシングルマザーで子どもたちを育てた苦労人です。年金も少ないため今はうちの夫を含めた子どもたちが、毎月結構な額の仕送りをしています。それでも足りないときは夫がこっそりお金を渡しているようです。それなのに何もない日に突然、わが子に高価なプレゼントをしてきます。以前とまったく同じものを贈ってくることも! また仕送りとは別に、家電などが壊れると子どもたち(夫や夫きょうだい)から追加のお金を渡すこともあるようです。義実家に行くと、それまでなかった家電や家具が増えています。仕送りは仕方ないとしても、あげたお金は大切に使ってほしいと思います。義母の金遣いの荒さを変えることは、もう難しいのでしょうか? それとも私の考え方を変えるべきでしょうか?(こんどるママさん)』

悪いのは義母さんではなく、ダンナさん。話し合いを持とう

──考え方を変えるのは、自分か義母さんか? ふたつの選択肢が挙がっています。

藤本美貴さん(以下、藤本さん):これはもう、ダンナさんにブチ切れるしかないかな(笑)。そんなにたくさんのお金を渡す必要があるのかなという、話し合いはあっていいですよね。

──義母さんに対してイライラする前に。

藤本さん:ですね! だって、お金を渡しているほうも悪くないですか(笑)? 「これがあるのに、これを買う必要があるの?」と、ダンナさんが自分の母親に対して言わないのもおかしいですよね。現状、生活に困っていないのならいいのかもしれないけど、これってきっと家のお金ですよね。だからイライラするのだろうし。「私はあなたがやっていることで、こういう気持ちになっている」とぶつける相手は、ダンナさんです。義母さんは関係ない。「自分の親にいろいろやってあげるのはいいけど、じゃあ、私の親が困っているときも助けてくれるのね?」という話も含めて、話し合いをすべきだと思います。

──義母さんについての悩みも、ママスタセレクトに多い悩みです。ミキティさんのチャンネルでも、そういったお悩みは届きますか?

藤本さん:育児にダンナさんの親が介入してきて、あれこれ言ってくるという話はありますね。あとはまだ食べさせていないお菓子を勝手に食べさせた、というのもけっこうあります。

──ママが気を遣ってはっきり言えないから、ストレスも溜まるのでしょうね。

藤本さん:私が思うに、義実家に援助してもらうから何も言えなくなるのかな、と。援助がなければ、何も言われる筋合いはないというか。好きな人と結婚して生まれた自分の子どもを育てているだけであって、あなたの孫を育てているわけではない、と。まぁ、孫ではありますけど。でも、そういうときに何か援助してもらっていたら、文句を言えなくなるんですよ。反論したいなら、世話にはならないほうがいい。義母さんにしてみたら「言うことを全然聞かないのに、頼るときだけ頼ってくる嫁」ですよ。おばあちゃんたちも、それじゃ納得いかないと思います。

お悩み:「妻子より実親を取った元夫。子どもに離婚理由をどう伝える?」

『ふたりの子を抱え、離婚しました。義両親との同居に耐えられなくなり、(元)夫に「離婚するか、同居解消かを選んで」と言うと、「離婚」と言われたためです。養育費はちゃんともらっています。その後、夫は再婚し、今も両親と同居しているようです。 いつか子どもに離婚理由を聞かれることがあると思うのですが、「妻子より親を選んだから」と事実をそのまま伝えていいでしょうか? 私に対する経済的DVやモラハラはありましたが、子どもにはやさしかったです(ミルクティーさん)』

パパを嫌いにさせる必要はない。フワッとさせておくのが得策

──「妻子より親を選んだから」と伝えていいかどうか、ということですが……。

藤本さん:ものには言い方があると思うので、それはちょっとないかな(笑)。今は「嫌いになったわけじゃないけど、一緒に住まないほうがいいということになったんだよ」くらいでいいのかなと思います。大きくなったときに「ママがパパの両親と一緒に住むのが嫌になって、離れることになったんだ」と言ってもいいと思うけど。

──「妻子より親」というのは、かなりキツい表現ですよね。

藤本さん:詳しい理由がわかりませんが、ミルクティーさん自身が離婚の原因、とも考えられますよね。自分が我慢できなくなり、ダンナさんに「どっちを選ぶ?」と聞いたわけで。だから「妻子より親を選んだ」というのは、事実とちょっと違うような気がします。まぁ、この方からすればこういう気持ちになるのはわかりますが。あとは、子どもたちにパパを嫌いにさせる必要があるのかな? 今後パパと会わせるのか会わせないのかとか、いろいろ事情があると思うので、なんとも言えないですが。

──このママにとってダンナさんは離婚すれば他人ですが、子どもたちにとってみればパパであることに変わりはないですからね。

藤本さん:そうですよね。パパを嫌いにさせる必要はないのかなと思います。だからフワッとさせておくのが一番ですね。今はきっと細かい事情を説明してもわからないと思うので。

―――― (取材後記) ここまでママスタ読者のみなさんのお悩みに回答してくださった、ミキティさん。配信でたくさんの人生相談を受けるなかで感じていることも、とてもリアルで参考になるものばかりでした。

藤本美貴さんの著書『ミキティ語録 前しか見ない』は、人気YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」のお悩み相談企画から生まれたたくさんの「語録」を楽しめる1冊。恋愛、仕事、夫婦、子育て、人間関係といったさまざまなお悩みに共感し、ズバズバと答える藤本さんの言葉に背中を押されます。

取材、文・編集部


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