元荒川のウキ釣りで122cmソウギョをキャッチ【埼玉】障害物ポイント狙いが奏功
10月25日(水)埼玉県さいたま市を流れる元荒川へとソウギョを求めて釣行。ソウギョ狙いで通いなれたポイントの障害物狙いが見事に的中した釣行をレポートしよう。
元荒川でソウギョ狙いウキ釣り
同河川は利根川水系であり中川の支流として埼玉県を流れる一級河川だ。元荒川は農業用水路として機能しており上流より数えて4つの堰堤が設けられており、越谷市で中川と合流している。
ゆえに季節や天候により水位も変動するので釣りとしては河川状況に応じたポイント選びが重要な河川である。
タックル
今回もソウギョをウキ釣りで狙うのだが、竿はプロマリンブルーベイ3号にダイワレブロス5000番を使い、ミチイトはデュエルカーボナイロン5号を直結で玉ウキを通し、がまかつ鯉鈎16号針を結び、エサは安定の食パンを使用する。
ソウギョ釣りも終盤戦に
6月よりはじめたソウギョ釣りだが、季節もどんどん進んでいき晩秋となり気温も低下してきている。ベストシーズンはとっくに過ぎたもののもう少し狙える状況であるためサイズUP希望で今回も挑むつもりである。
7時45分に現地到着すると地元のバサーが竿を出していたが、狙いどころが違うため挨拶して下流へ向かう。コチラは2ヵ月ぶりであるがソウギョ釣果を得るためには通いなれたポイントが1番なのでいつもの場所へ陣取る。
まずはコイから登場
パンを撒くとすぐにコイが数尾寄ってきてバクバクと食べているが、寄せを切らさずに撒いていき30分後にはソウギョも来てくれた。コイも多いが大チャンス到来なので本命の前に仕掛けを入れた途端、コイが猛烈ないきおいでフッキングして掛かってしまう。
レギュラーサイズなコイが掛かるも場が荒れてしまったついでに引きを楽しんでリリース。時間をおいてから30mほど下流の障害物エリアへ行くといきなり水面にソウギョが現れ流れてきたパンを食べてくれ本日最大のチャンス到来。
本命ソウギョがヒット
すかさず仕掛けにパンを最速でつけてソウギョの前に浮かせると躊躇なくパクリと咥えた。ココで焦らずに泳ぎだすまで慎重に構えてからアワセると無事掛かりバトル突入だ。コレで後は勝負をいかにつけるかである。同地は障害物だらけで掛けた場所によっては、負けてしまうことも十分ありえる
掛けて2分経過後ソウギョにゴミを絡まされてしまうがギリギリ抜ける。このままだと負けると判断してドラグを緩め沖へ走らせて2つの巨大な障害物を交わしたところで私も再び土手から水面付近まで降りていき再度寄せにかかる。
122cmソウギョ堂々浮上
体長120cmクラスであるがスリム体系なこともあり意外と労せず寄せることができる。それでも大魚だけに油断禁物でバトル時間24分を過ぎた頃からタモ入れモードに入る。タモを見ると素晴らしいパワーで避けようとするも28分経過時点のタモ入れチャレンジで難なく御用となった。
私のソウギョバトルをみていたソウギョ釣師が話しかけて来てくれ検量に協力してくれた。サイズ計測すると全長122cmの尾叉長116cmと私的にニコニコなサイズ感だ。検量に記念撮影を済ましてリリースまで無事終えて私もひと安心だ。色々と釣りの話で盛り上がり本日はもう十分だと思い納竿することにした。
納竿後に下流ポイント探索
ソウギョ釣師が下流で竿をだすというので私は自身未確認のさらに下流ポイント探索にでかけた。その時間でソウギョを見つけてしまったが……竿を出さずに今後のポイントレパートリーの候補に入れると決めて私は帰宅することにした。
とっても嬉しい120cmオーバーソウギョ
先月上旬に121cmを釣って更新はなかなか難しいだろうと思っていたが、わずか1cmとはいえ自己記録更新となる122cmを手にすることが出来て嬉しい。
もちろん今後もさらなるサイズUPを狙い、本命を追い続けていきたいと思う。また時間を作って釣行したい。
晩秋の元荒川ソウギョ釣り狙い3選
晩秋のソウギョ狙いのポイントを紹介しよう。
水位変化が少ない流域が狙いやすい
農業用水系生息河川では水位変化が少ない流域が狙いやすいと考える。水位変化が少ない流域であれば狙いどころもさほど変わらず攻める事が可能である。同河川ではやはり流域選択は重要だと改めて納得。
気温低下に伴い上昇時間が狙い目
今時期となると朝イチ時間で気温も低く本命見つけてもエサをスルーすることも多い。気温上昇時間であれば水温も上がるためエサを食べてくれ活性が高くなる傾向にあるので狙い時間もしぼりやすい。
障害物エリア付近が熱い
レギュラーサイズのコイ達よりも慎重で大魚なだけに狡猾に動くため日中は特に障害物付近に居る事が多い。そして上手く身を隠しつつエサを食べているが、活性が上がると急浮上してきて現れるようだ。だが障害物付近で本命を掛けた際は自爆覚悟で勝負が前提となる。
<なおぱぱ/TSURINEWSライター>
元荒川