高嶺のなでしこ、可憐なアイボリー、Ma'Scar'Pieceら、 <ツインプラネット感謝祭>出演! 多彩なパフォーマンスでグループの魅力をお届け
ツインプラネットが、2026年に創立20周年を迎えるにあたりカウントダウン特別企画<ツインプラネット感謝祭>を10月30日(水)にEX THEATER ROPPONGIで開催。
イベント名の通り、感謝の気持ちを込めて750名を抽選で無料招待し、所属タレント、アーティストが集結してさまざまなステージを披露。さらに、同じくカウントダウン特別企画として実施していた過去最大規模の全国オーディション<NEW DOOR AUDITION>の最終審査も行ない、グランプリが決定。
本記事では、同イベントのオフィシャルレポートをお届けする。
撮影:林晋介
取材&文:大宮高史
司会の加藤綾菜とマーティンが開演を宣言すると、ひなぷ(武田雛歩)とはるぽんによるお昼寝系ガールズ音楽ユニット・Suupeas(すーぴーず)がライブステージのトップバッターを務める。今年9月にデビューしたばかりのSuupeasは、デビュー曲「ヘッチャカ」と11月1日(金)リリースの新曲「℃りぃむ℃ore」(ドリームコア)を披露する。2人はテンポが目まぐるしく変わるボカロックを見事に歌い、素朴なしゃべりとのギャップを印象づける。
ライブステージ2番手は、バンダイナムコエンターテインメントが贈る音楽原作キャラクタープロジェクト『電音部』の新エリアチェーン「シモキタザワエリア」とリンクし物語を変圧するトランスアイドル・Ma'Scar'Piece(マスカーピース)が登場。歌・ダンスともにパワフルなパフォーマンスが持ち味の3人は「ゼロ・グラビティ」「熱電爆散」の2曲でサイバーパンクなサウンドをバックに躍動。客席も赤いペンライトで染まって、電音部の世界観に染まっていた。
続いて今夏に新メンバーオーディションを行ない、12人体制となったHoneyWorksサウンドプロデュースのアイドルグループ・可憐なアイボリーが登場。Overtureで場内の空気を変えれば、来年1月29日(水)発売のメジャーデビューアルバムから新曲「少女たちとアイボリー」を披露し、「金曜日のおはよう」「ファンサ」「君は必ず好きになる」まで4曲をパフォーマンス。清楚感たっぷりの白一色の衣装からくり出す透明感あるダンスと歌声で、メジャーデビューに向けた新体制の一体感を客席に強く焼き付けた。
序盤のライブステージが終わると、元フジテレビアナウンサーで現在は弁護⼠・コメンテーターとして幅広く活躍しているスペシャルゲスト・菊間千乃の語りで、ツインプラネットの社歴を振り返る。2006年の創立時、在籍していたタレントはわずか1人だった時代ははるか昔、トレンドを引っ張る“IPプロダクション”になった18年間。これから迎える20周年に向けて、ツインプラネットは、所属している1人ひとりの夢を叶え、やりたいことが実現・挑戦できる場所でありたいという熱い想いが語られた。
イベントはここから、フジテレビで毎週金曜日24:55から放送中のバラエティ『オールナイトフジコ』のコラボレーションステージに突入する。番組MCの佐久間宣行、森田哲矢(さらば青春の光)、伊藤俊介(オズワルド)、番組レギュラーの女子大学生12人によるフジコーズを迎え、同じくレギュラーを務める村重杏奈のほかツインプラネットのタレントが参加して“ぶっちゃけトーク”や身体を張った企画を展開していく。
“事務所で誰が1番稼いでいそう?”といったギリギリの話題も飛び出したステージの様子は、12月20日(金)の『オールナイトフジコ』で放送される予定だ。
そして、数々のFMラジオや『輝く!日本レコード大賞』のナレーションなどで馴染みのあるゴッドボイスの持ち主、スペシャルゲストのケイ・グラントのナレーションのもと、創立20周年 カウントダウン特別企画で今年4月から開催していたツインプラネット過去最大規模の全国オーディション<NEW DOOR AUDITION>の最終審査がスタート。
審査員を務めるのは、スタートアップファクトリー代表・鈴木おさむ、テレビプロデューサー・佐久間宣行、講談社 ViVi編集長・鴉田久美子、株式会社TWIN PLANET(ツインプラネット)代表取締役・⽮嶋健⼆、ツインプラネット所属タレント・鈴木奈々ら豪華著名人たち。
応募総数8,113人の中から選ばれた、大瀧沙羅、才福亜莉咲、鈴木宥駈、高村彩花、辻碧海、東愛花、廣田新奈、吉田侃太の8人に加えて、フジコーズから上西萌々も緊急参戦し、ファイナリストがお披露目された。1人ずつステージで思い思いの自己PRをパフォーマンスし、次代のスターを目指す想いを話していった。
ファイナリストたちがフレッシュな才能の片鱗を見せれば、続くライブステージではまずフジコーズがこの日リリースの新曲、ダンスフロアで始まった恋を描いたラブソング「キスから始めましょう」をパフォーマンスする。
HoneyWorksサウンドプロデュース10人組アイドルグループ・高嶺のなでしこは、Overtureとともに颯爽と登場。ライブ定番の代表曲「美しく生きろ」「可愛くてごめん」を披露し、フジテレビ系TVアニメ『逃走中 グレートミッション』エンディング主題歌のロックな2ndシングル収録の新曲「アドレナリンゲーム」でガラリと印象を変えれば、同じく2ndシングル収録曲「I'M YOUR IDOL」で綺麗なハーモニーを響かせた。
続いて、生成AI時代のリスキリングを推進する国策のプロフェッショナルファーム、株式会社KIZASHIとツインプラネットのコラボレーションスペシャルステージが設けられ、ゲストにCynthialy株式会社 代表取締役社長 國本知里を迎え、ツインプラネットからは『TGC RESKILLING SCHOOL』のアンバサダーを務めるモデルのよしあきと、鈴木奈々が参加。
AIによりあらゆる領域で仕事のスタイルが変わっていく時代において、リスキリングは政府が推奨している取り組みであり、活用できる制度や“スキルの底上げ”というメリット/重要性について國本より語られると、よしあきが今力を入れている活動を紹介。よしあきは、『TGC RESKILLING SCHOOL』のアンバサダーを務め、若い世代にリスキリングを推進すると宣言。
鈴木奈々は“どんなお仕事につこうか悩んでいる方がたくさんいると思うので、サポートできるキャリアコンサルタントの資格を、学校で勉強してるんですよ”とリスキリングに取り組む近況を話す。“大人になって学ぶことってなかなかないし、私って学ぶのは苦手だけど挑戦してみたらすごく楽しいです”とリスキリングが日々の生活を豊かにしてくれていたエピソードを披露した。よしあきから“ぜひ『TGC RESKILLING SCHOOL』にエントリーしてくださいね!”と呼びかけがあり、若い世代の積極的なリスキリングを後押しした。
いよいよ<NEW DOOR AUDITION>結果発表の時間がやってくる。まず「オールナイトフジコ賞」に東愛花(ヒガシマナカ)、「審査員特別賞」に鈴木宥駈(スズキユウク)、「準グランプリ」に高村彩花(タカムラアヤカ)と辻碧海(ツジアクア)が選ばれた。東には“ツインプラネットらしくて、バラエティの即戦力になりそう”(佐久間宣行)、鈴木には“審査で票が圧倒的でした”(鈴木おさむ)、高村と辻には“どっちも落としたくなくて、2人を選びました”(鈴木奈々)と審査員からの高い評価があり、早くから個性を発揮してくれそうな最終合格者たち。
そしてグランプリに選ばれたのは、大阪府出身の中学1年生・12歳でモデル志望の才福亜莉咲(サイフクアリサ)。“本当にびっくりしすぎて……言葉が出ないです。ありがとうございます”と喜びをかみしめる。ツインプラネット代表取締役の矢嶋健二が“うちに秘めた力と未来の可能性を強く感じました。一緒に歩んでいきたいという将来性を感じ、審査員が満場一致で選びました”と評した彼女には、賞金100万円を授与。ツインプラネットの先輩タレントとともに、多彩な活動に羽ばたいていけるチャンスが広がった。
フィナーレには、『ファイナルファンタジー』シリーズなどのゲームイラストや『タイムボカンシリーズ ヤッターマン』などのアニメーションキャラクターデザインと、アート活動を多角的に広げる世界的有名アーティスト・天野喜孝が描き下ろした記念Tシャツが出演タレントにより披露される。
描かれているキャラクターは、『宇宙動物“プラスケと愉快な仲間たち”』。創立20周年に向けて、ツインプラネットがさらなる宇宙を夢みて、ともに歩んでいくオリジナルキャラクターがここに誕生した。Tシャツは感謝のしるしとして来場者全員にプレゼント。
多くのタレントが“すごく自由で伸び伸びした事務所”と口にしていた社風そのままに、自由奔放なトークやパフォーマンスがくり広げられた<ツインプラネット感謝祭>。鈴木奈々は“ツインプラネットでこんな風にやるのって初めてで、すごく団結した気がして。オーディションに受かった方たちが入ってきてくれるので、私たちが温かく包んであげて、一緒に頑張りたいですね”と話し、村重杏奈は“後輩が増えたということで、さらに最高の事務所にしていきたいなと、次もしオーディションをする時は1億人の応募を目指して、それくらい最高で明るい事務所にしていきたいです”と会場を和ませつつ意気込んだ。新たな仲間も迎え入れ、2026年の創立20周年に向けてツインプラネットはますます時代を担っていく。