メル・ギブソン、次回作は『リーサル・ウェポン5』にあらず? 『パッション』続編の可能性が急浮上
2024年6月、人気バディ刑事映画『リーサル・ウェポン』シリーズの第5作で、主演のメル・ギブソンがも務めることが報じられた。ところが、次回作は『リーサル・ウェポン5』ではないかもしれない?
ギブソンの次回作となる見込みが高まってきたのは、監督を務めた『パッション』(2004)の続編映画。前作はイエス・キリスト最後の12時間と復活を描いており、続編にはイエス・キリスト役のジム・カヴィーゼルをはじめ、複数のキャストが復帰する予定だと伝えられている。
ひとつの手がかりは、2024年9月第2週、マルタ共和国のが、ギブソンが当局と映画プロジェクトの可能性を話し合うために現地を訪問し、ロバート・アベラ首相と面会したと報じられたことだ。このとき、ギブソンは『パッション』続編のロケ地を探していたとみられている。
では、次回作は『リーサル・ウェポン5』になるのか、それとも『パッション』続編になるのか?
米のインタビューにて、ギブソンは「分かりません。それが面白いところです」と回答。「どんな映画でも製作には様々な障害があります。予算に限らず、なにかがうまくいく理由も、うまくいかない理由も101万通りあるようなもの。現時点ではどちらが先になるのか、鶏なのか卵なのかは運まかせです」と付け加えた。ギブソン自身も完全には完全に把握できないのが実情のようだ。
なお『リーサル・ウェポン5』では、前4作を手がけたリチャード・ドナーが引き続き監督を務める予定だったが、2021年に心肺機能不全のためドナーが逝去したことから、ギブソンがそのレガシーを引き継ぐべく監督を務めることになった。脚本は2022年に脚本が完成しており、当初は2023年に撮影が始まる見込みだったが、現時点で具体的なスケジュールは立っていないものと思われる。
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