【葵区・和み】「恋」なの? 「濃い」なの? 小さな小さな抹茶カフェで“セカイイチ”の一杯
静岡産の抹茶を使ったドリンクやスイーツの専門店「和み」。静岡市葵区の街中にある小さな小さなカフェですが、そこでは“世界一”という名の感動の一杯が売られていました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへいつも通る道でも1本裏へ入ればそこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットをめぐります。今回は静岡市の中心街「青葉シンボルロード」を市役所から常磐公園に向かってお散歩します。
神社の裏の小さな小さなカフェ
青葉シンボルロードを葵区七間町の「別雷神社」まで歩いてきました。北に曲がると神社の門前らしい小さな店が並んでいます。
その中に見つけたのが「オーガニック抹茶カフェ 和み」。静岡産の抹茶を扱う専門店です。
「和」と書かれたのれんをくぐって店内へ。あれれ、すごくかわいいサイズのお店でした。
カウンターキッチンと、5~6人が座ったらいっぱいのテーブル席。
店主の吉村高彦さんが、カウンターの中で迎えてくれました。
これは恋? 面白いメニュー名
和みの特徴の一つは「面白いネーミング」です。
「ハツコイ」「チョイコイ」「メチャコイ」「ゾッコン」。どれも抹茶ラテの名前なのです。
抹茶の濃さの「こい」を恋愛の「こい」になぞらえた面白ネーミングでした。
ドリンクとデザートの一番人気、「抹茶ラテ メチャコイ(980円)」と「和みの抹茶テリーヌ(850円)」をオーダー。静岡の抹茶を堪能できる最強セットです。
まろやかな苦み「抹茶ラテ メチャコイ」
メチャコイは4段階中3番目の濃さですが、苦みはそれほどではなく、ほどよい甘み。ごくごく飲んでしまいます。
和み 店主・吉村高彦さん:
島田で生産された抹茶です。抹茶も地域によって味の違いがあり、静岡の抹茶は特に角がとれたまろやかな苦みで、京都とは違う味わいがあります
全国配送もする「抹茶テリーヌ」
続いてムース状の焼き菓子「抹茶テリーヌ」を食べてみましょう。
抹茶本来の味を楽しんでもらうのがコンセプト。抹茶好きにたまらない人気のメニューです。
全国配送もスタートしているそうです。
“セカイイチ”の一杯とは?
「このお店一番イイヤツ」と店主の吉村さんが自信をみせるのが「セカイイチ(1500円)」。
2月の新作で、高級抹茶をたっぷり使った感動の一杯です。
お店の中で一番品質が良い最高級の抹茶で仕上げたラテで、金粉も乗っているんです。世界一の貫禄ではありませんか。
和み 店主・吉村高彦さん:
いつも使っているのは「やぶきた」という日本でオーソドックスな品種のお茶、そのオーガニックを使っていますが、セカイイチは「おくみどり」という、うま味が強い品種を使っています
煎茶としても等級が高い「おくみどり」。風味や香りが強い、静岡生まれの高級茶葉です。
新作ラテ「セカイイチ」を注文すると、金色のステッカーがついてきますよ。
静岡市の中心部にたたずむ「和み」は、小さな空間から大きな驚きと感動を届けてくれます。恋心になぞらえた遊び心あるネーミングも魅力。心和む時間を過ごせる場所として、ぜひ多くの人に訪れてほしいスポットです。
■店名 オーガニック抹茶カフェ 和み
■住所 静岡市葵区七間町14-6
■営業時間 10:00~24:00(23:30LO)
■定休 なし
■問合せ 054-397-2800