新しいルーティンにピッタリ!来週(3月24日~)日本のテレビで観られる「長編」韓国ドラマ4選
もうすぐ4月。新年度を目前に控え、新たな気持ちでスタートを切るべく生活スタイルを見直している人もいるのではないだろうか。
各メディアや雑誌などでは、新生活におすすめのルーティンが紹介されるなど、様々な企画が目立つ時期だ。
そこでDanmee(ダンミ)からも、読者の皆さんに1つ提案。韓国ドラマを、毎日のルーティンにいれてみてはいかがだろうか。ちょうど来週から、全50話以上の長編ドラマが、日本のテレビで放送される予定だ。
いずれも韓国のお茶の間で、特に主婦層から絶大なる支持を得ているタイプのホームドラマばかり。
韓ドラお決まりの設定や、ドロドロとした人間関係を描いた作品が好きな人にはもってこいだ。
(図)Danmee 日本の韓国ドラマファンが厳選!爽やか韓流代表 パク・ボゴム出演ドラマトップ3
ブラボー私の人生 (KBS/2022/120話)
『ブラボー私の人生』は、甥の母になることを選んだシングルマザーの波乱万丈な奮闘記を描いた物語。隣人と家族の助けにより自立して、自身の夢を叶えていく。
制作発表会で出演者が、こぞって「シナリオが面白い」と語った作品だ。特に各キャラクターの設定が魅力的で、それぞれ自分が担当する役に魅了され、オファーを受ける決定打になったのだとか。
また、主人公が失敗と挫折を繰り返すたびに、家族の愛と応援が力となり、再び立ち上がることのできるストーリーに感動した視聴者も。現代社会における女性の苦悩なども描かれ、単純なホームドラマではなく、社会的メッセージも含んでいる。
●キャスト:ナム・サンジ、ヤン・ビョンヨル、イ・シガン、チャ・ミンジ、キム・ヒジョン 他
●日本初回放送情報:エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ/2025年3月25日
福寿草 (tvN/2012/108話)
『福寿草』は、濡れ衣を着せられ、全てを失った女性の血も涙もない復讐劇。奪われた幸せを取り戻そうとする主人公と、それに対抗する者との攻防がなんともいえない興奮を視聴者に届け、一度観はじめたらやめられなくなる。
韓ドラ定番のザ・ドロ沼劇が、これでもかというほど詰め込まれているが、海外でも好評を得た作品で、分かりやすい善悪の構図とスピード感のある展開も観る者の心を掴んで離さない。
そしてなんといっても、純粋無垢だった主人公が復讐の化身となり、じわじわと相手を追い詰めていく過程は爽快感抜群。イ・ユリの迫真の演技と相まって、ある意味これ以上ないほどエンターテインメント性の高い作品に仕上がっている。
●キャスト:イ・ユリ、ユン・アジョン、ヒョン・ウソン 他
●日本初回放送情報:ホームドラマチャンネル/2025年3月26日
あなたはひどいです (MBC/2017/50話)
『あなたはひどいです』は、花火のような人生を生きるスター歌手と、ナイトクラブで彼女のモノマネをする歌手が繰り広げる愛憎復讐劇。各登場人物が複雑に絡み合いながら、放送回を追うごとに緊張感がアップ、予想を裏切るストーリーとあわせて先の展開が気になる作品だ。
また、主演のオム・ジョンファは、絵に描いたようなスターをカリスマたっぷりに描き出したかと思えば、母性まで見事に表現。モノマネ歌手に扮したチャン・ヒジンの熱演も光る。
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(ENA/2022)で一躍脚光を浴び、現在は『ジャガイモ研究所』(tvN/2025)で好演を繰り広げているカン・テオも出演しており、ストーリーのみならず役者陣の演技も大きな見どころだ。
●キャスト:オム・ジョンファ、チャン・ヒジン、カン・テオ、カン・ナムギル、シン・ダウン 他
●日本初回放送情報:アジアドラマチックTV/2025年3月26日(※第1話先行放送)
トクスリ5兄弟をお願い! (KBS/2025/50話)
『トクスリ5兄弟をお願い!』は、伝統的な酒造場を舞台に、個性豊かな五兄弟と、結婚後わずか10日で夫を亡くして一家の大黒柱になることになった義姉が繰り広げる家族の物語。時代劇並みに登場人物が多く、個性豊かなキャラクターが笑いと感動をプレゼントしてくれる。
今年2月から韓国でスタートした最新作で、本国でも今まさに放送中。テンポよく進むストーリー展開や、家族を題材にした話がドラマファンから好評を得ており、視聴率が20%を超えた放送回も。
アン・ジェウクをはじめ、オム・ジウォンやキム・ドンワン、ユン・バクらの、秀でた演技力も作品の人気を牽引している理由だ。
●キャスト:オム・ジウォン、アン・ジェウク、チェ・デチョル、キム・ドンワン、ユン・バク 他
●日本初回放送情報:KBS World/2025年3月29日(※第1話先行放送)
(ライター/西谷瀬里)